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ハム作りに行ってハムは?になった話

近鉄百貨店の、文化サロンに行ってみた。

美味しそう!!

講習費は6545円。試食を兼ねたランチもついて、ハムの塊もあるのなら、そう高くはないか。と思って申し込もうとすると、すでに定員に達していた。

なんと!大人気講座らしい。

仕方なくキャンセル待ちをしていると、別日が設定され、おばChannelも参加できることとなった。やったー。

ということで行ってきた。麹熟成ハム講座。持ち物のエプロン、筆記用具を持って。(三角巾は?マスクは?と思ったが持ち物としての記載はなかった)

家庭科室のような場所をイメージしていたのに、アイランドキッチンが前に一つあるだけの公民館のようなところだった。

はて、どうやって実習するのか?疑問に思った所で先生登場。

塩麹、おから麹、甘酒麹といろんな麹についてのお話。周りのみんなは熱心にメモを取っている。ふむふむ、そういうものか…、と思いながら、おばChannelもメモを取る。しかし
「おいおい、ハム作る時間なくなるやんけ」と、つい奈良弁が出るくらい、心のなかは、不安だった。
「ハムは?」と……

次第に先生の話は、ハム作りに移っていった。肉の塊をピックで突き刺し、麹液が浸透しやすくした後、低温で火を入れる……。
そうして、できたものがこれです。
とハムの塊が出てきた。

きたー。
しかし、まだ私達はなにもしていない。エプロンしてるんだけど…。

「では、これを薄く切ってサンドイッチにしていきましょう。」

どうやら、ここが私たちの出番のようだ。あっ、なるほど。そのためのエプロン?

先生の言われるままにハムを使ったサンドイッチ、サラダ、マリネなども作り、ランチが完成。

はい、おいしそう!!

もちろん美味しい。体にもいい。しかし「ハムは?え?」の疑問は消えない。
隣の方に「これってハム持って帰るんじゃない感じですかね?」と聞くと
「そうですね。私も保冷バッグ持ってきたんです。」とのこと。
ですよね。
私だけじゃない。
みんなそう思っていたんだ。
みんなそう思っていても、だれも口に出さない。
日本人って本当に奥ゆかしい。そして「そうか、ハム講座って書いているもんね。ハムづくりじゃないもんね。あたし、勘違いしちゃった。アハ」的な自分が悪かったんだ、みたいに自分を納得させる。

いや、おばchannelはそうは思わない!!

この写真!!

だれもがそう思うやろ!!
これは 品行方正なおばさまたちを狙った新手の詐欺なのか?
「ハムは?え=====??」とあべのハルカスから叫びたかったおばchannelであった。




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