南海トラフに備えて知った、今どきの防災食
昭和のおばちゃんが日々見聞きしたこと感じたことを昭和目線で独りごちます。
南海トラフが起こるかも…と緊急南海トラフ臨時情報、巨大地震注意が発表されたのは8月8日。色々なイベントが中止になったりしたが、もう、みんな忘れてる?よね。
今年は昭和でいうと、99年なんだそうで、今年の防災の日は昭和99年9月9日になるらしい。
昭和でないのに昭和で表すことに意味があるのかわからんが、世の中には常にそういうことに注視されている方がいることに、度々驚かされる。
さて、我が家の防災グッズも点検してみることに。
全てにおいて期限が切れていた…。
しかも4年も…。
って、こんな保存食入れてたっけ?
私の知ってる保存食って、乾パンぐらいなんですけどー。
というと、娘が
「これは、さーちゃんが小学生の時にお小遣いで買ったんやと思う」
というではないか?
5年保存だからたしかに、娘が小学生の頃か?
なんと危機管理能力の高い小学生…。
学校で教わったのか?
まあ、そんな能力もすっかり薄れ、4年も期限の切れた保存食を試してみた。
開けるとこんな感じ。
ここにお湯をそそぎ、20分待つ。
20分?カップ麺とは違い長い…。
これ、水でもいけるらしい。
水なら1時間…。
さて、待つこと20分。
何がめでたくて避難時に、赤飯を食べるんやろか?と思いながら食すも
「美味しい!!」
非常食が、こんなに美味しい必要があるのか?いや、非常時だからこそ、不安な中で美味しいものを食べ暫し口福な時間をということか。
こんなのもあった。
開けると
出してみると
歯が折れそうなあの乾パンが、こんな柔らかい防災食になる時代がくるとは…
万が一のときのものに、ここまで進化を求めるとはさすが日本…
さて、そんなこんなで防災食を食べ尽くした今、南海トラフがきたら…と思うが、なんやかんや言って、奈良は大仏さんが守ってくれるやろうと思うのが奈良県民。防災意識が高まらない理由は、そこやろか…と独りごちるおばChannelであった。