人生は偶然の連続なんだな

あの時こうしてなかったら、この人とは出会えていない。

当たり前のことだけどそう思うことが最近増えた。


私には大学時代の仲の良い友人がいるが、その友人は県をいくつもまたいだところにいて、会いに行くには半日近くかかることもある距離だ。


その友人との出会いは大学の歓迎パーティーだった。

私はもともと大勢でわいわいするのが苦手でそのパーティーも正直死ぬほど行きたくなかった。

だけどそのとき同じ班になったその友人と今でもほぼ毎日連絡をとるほど仲が良い。

コロナが流行りだした翌年は歓迎パーティーは開かれていないし、しぶしぶ参加したそのパーティーで大学時代たくさんの時間を過ごす友人に出会えたことは奇跡みたいなことだと今は思う。


私はすべての学生時代を比べても大学時代が一番楽しかった。

コロナで半分は学生生活がつぶれてしまったけれど、それでも一番楽しくて夢中な時間だった。


それはその友人のおかげが大きくて、今でも大学時代のことをよく話すし大学のある街がとても好きだ。

すごく田舎で何もないけど、学生がいるから活気がある。
あの街の空気と景色が大好きだ。

いつか通っていた大学の近くに住み、市民として学生に混じって講義を受けるのが私の夢である。


そう思うと、やっぱり外に出て人に会わなければ出会いはないのだし閉じこもってても何も変わらないのだけどやっぱり一人が好きなので人は簡単には変われないらしい。

だけどときどき外に出るのもわくわくする。


自分がこれからあと何回「素敵な偶然」に出会えるかを楽しみに、私は明日からも生きていく。



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