景色を楽しめる速さ
オヤジブログ怪気炎 vol.56
今月14日、東北新幹線はやぶさに乗って新青森まで往復してきました。新幹線の車窓から見る眺めは、遠くの山々を見ている分には気持ちがよいのですが、近くに見える森林や町はあっという間に通過してしまい、のんびり眺めている余裕はありません。
昔の電車は窓が開いたので、外から入る風を感じたり、駅弁屋さんを呼んだりできました。旅の喜びは、その土地の様子を肌で感じることでしょうから、やはり新幹線の車内に閉じ込もっていてはわかりません。
徒歩、サイクリングなど、人力で移動できる速さが景色を楽しめる速さと一致している気がします。新幹線で移動しても、目的地では、空気感、植物の色、動物の声、人との会話などを楽しみながら、旅行ができたらいいと思います。
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