見出し画像

地名の謎 アフリカ州の巻

オヤジブログ怪気炎 vol.191

前回はアジアについて、名付け親がギリシア人だったと書きましたが、アフリカの名付け親は古代ローマ人。

アフリカという呼称は、古代ローマ人がハンニバルで有名なカルタゴを植民地化した後、この地方をアフリカ州と呼んだことに由来すると言われています。

思えばガリアという地名も、古代ローマ人による呼称でしたし、自分たちの国・文化圏が中心で周りは属国的な意識だったのでしょうか?
古代中国が日本を倭と呼んだことに似ています。その倭の国の使者小野妹子が急に「日出る国」と自称するのですから、皇帝がキレるのも宜なるかなです。

自分たちが中心。そのような世界観は現在もしっかり生息している気がします。

いいなと思ったら応援しよう!