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男声カルテットでハモる楽しさ

オヤジブログ怪気炎 vol.148

Voice Voxというカルテットをやっていまして、昨日はカルテットフェスティバル出演しました。生声で歌う4曲とマイクを使う2曲の合わせて6曲を演奏したのですが、普段の練習している会場にはマイクが4本もないので、駅前のカラオケ屋さんに集まって事前練習をしました。
マイクと口との距離やマイクの向きで声の拾い方が変わるので、最初にそれを揃えました。マイクが自動的に拡声してくれるので、声を張り上げる必要はありません。
マイクを使う曲は、ポピュラー系の「ランナウェイ」と「女ひとり」なのですが、生声表現のように強弱の幅で音楽のスケール感を出すというよりは、子音を拾ってくれるのでリズムを強調できるメリットがあると感じました。それから他のパートの聴こえ方が生声とはだいぶ違います。生声の場合はとけあった響きを感じますが、マイクありはそれぞれが独立した音として聴こえてくる感じです。
プロのカルテットやヴォーカルグループでは、リードヴォーカルにハーモニーを合わせる形がよくみられますが、ボクたちのグループでは、かわるがわるリードヴォーカルを交代して、メンバー全員が旋律を歌うようにしています。合唱で主旋律を担当しないパートが、だんだんハモる役割に徹するあまり表現力の豊かさ・おいしさを失っていくケースがありますが、全員で分担していればそのリスクは避けられます。
さて、本番を終え、聴き手の皆様に何か伝わる演奏になったでしょうか?

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