ファンクとな?

 今日のテーマは音楽。その中でも解釈が人によりまちまちで何なの?というジャンル。先に結論を言いなさいとよく言われるので言うと

「ファンクは日本人には分からないだろう」

が言いたいこと。まあ聞いて。

 日本人でもジェームス・ブラウンみたいな曲をやったり、大所帯で管楽器が居てとか、ましてやグループ名や曲名にファンクって入ってるからファンクなんだろうなみたいなの居るよね。

 でも雰囲気的にビジーフォーが良く知らないソウルミュージックをドヤ顔で演奏してるような胡散臭さがあるのよ。

 じゃあ皆が言ってるファンクと言えばジェームス・ブラウンとスライ・ストーンね。これに異を唱える人は…まぁいいや。
 初期のSLY&THE FAMILY STONEはロックっぽいリズムだったり聴きやすくてここからファンク入門してしまう。そう、してしまう。
 ジェームス・ブラウンは有名な曲揃いでいいね、何十年も経ってyoutube見てすごいダンスしてたのかと知る。
 
 70年代になるとアース、オハイオ、クール、コモド、タワーと魅力的なグループがいっぱい。ベストを買うも良し名盤を買うも良しファンクっていいねなんて言いながら〈ソウルミュージックと違うのか?〉なんて思っている。
 そんな楽しい時間は長く続かずにあるモノに手を出してしまう。

 P-FUNKだ。ジョージ・クリントンがJB、SLYと並ぶ存在と何かにつけて目にすればこれはぜひ聴きたいねとなる。それで当時は動画配信なんか無いから西新宿行ってブートレグのビデオを買ったの。

 やっぱビジュアルも見てみたいよねということで。大人数でお祭りみたいなことやっててね、UFOが降りてくる。みんな色んな格好してるけど理解が追い付かない。
 で何かオドロオドロしくて怖いんだよね。あーこの口に合わないのがFUNKと呼ばれているものなのかと。

 芸術を極めていくとグロくなりがちだけどP-FUNKいいって言ってるヤツは野性爆弾くっきーの作品見て世界観が好きーとか言ってるバカ女と同じな気がするね。悪趣味。

 それで懲りずにブーツィー・コリンズのアナログが500円で売ってるのを見付けてベースのすごい人で星メガネの派手な人だ!くらいの認識でジャケットもかっこいいし買って帰ってわくわくしながら聴いてみるとなんか甘ったるい声でメロウなバラード歌ってる。
 ベースのすごいテクニックが聴ける訳でもない。見かけ倒し。もうFUNKなんか嫌いだ。

 それからジョージ・クリントン周辺の派生グループを聴こうとはならなかったね。下手すると一生かかるらしいし。

 みんな正直になろうよ。あのいかにもFUNKって感じのオドロオドロしいリズム理解出来てないでしょ?
 イヤイヤ君君、FUNKというのは踊る為の音楽なんだぜとかいう大昔の人、あるグループが70年代に来日したら変拍子すぎて誰も踊れなかったんだよね。

 ファンクのダンスをやるなら日本でもトップクラスのダンサー、TRFのSAMや田原俊彦クラスでないと無理なんだ。

 ということでジャンル論言い出すとファンキージャズとか出てきて面白くないのでここまで、あと安易に人種の話をする人が多いのでここでは敢えてそういう部分は書いてないよ。

 それでは、FUNK聴き漁ったけどP-FUNKでやめにした話でした。

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