アカウント名は慎重に

 ネット上の各種サービスを利用するときに作成するアカウント。他人と被らなければ好きな命名が出来るが自由に付けて失敗した話。
 長く利用しているインターネットプロバイダーのメールアドレスがある。Googleのアカウントを作る時に面倒だから@より前をプロバイダーのと同じ名前にした。これが失敗①。単語+数字みたいなユニークな名前。失敗②はGoogleアカウントは氏名の欄に本名入れないといけないと思って本名入れた。さあだんだん怪しくなってきてるね。さらにインスタであんまり人に言えない趣味の投稿用のアカウントを作ってユーザーネームをまた同じのにしてた。あはは。それで最近多いのが何かのサービスを新たに利用したいときに既存のGoogleアカウントでログインというのがある。Pinterestがそうだった。こいつが最悪。ある日何の気なしに自分のアカウント名をYahooで検索したらインスタと一緒にPinterestのユーザーページが検索に引っ掛かって、ここに本名が思いっきり出てる!まずいね。PinterestはGoogleから持ってきた氏名を公表しちゃってる。どうなるかと言うと、人に言えない趣味のインスタフォロワーに本名(性別)がバレる、メールアドレス知ってる人にインスタがバレる。私の名前で検索するとPinterestのユーザーページでアカウント名がバレてアカウント名を検索すると人に言えないインスタが出てくる。
 あせったね。会社にも個人のメールアドレス伝えてあるからまかり間違って検索されたらアウト。きつい。これはGoogleのアカウントだから本名じゃないとダメっぽいのとPinterestがGoogleから得た本名込みのユーザーページ作って公表するのが予想外で原因。色々変えたり消したりして対処したけど誰かが見てたかも分からない。嫌だ嫌だ。
 逆にリアルの人物のホームページを知ってしまった事が昔有った。元請けの若造がウチの会社に打ち合わせで来た時にデータを送りたいからパソコン貸してと言われて使わせた。その送り先がそいつが趣味で個人的に動かしてるサーバだった。もう今の感覚でいうと色々アウト。パソコン貸すのもおかしい。で帰った後パソコンの履歴にアドレスが残っていてなんだこれと思いながら上のディレクトリ叩いてみたら出てきたね、若造君のホームページ!いかにもHTMLをメモ帳で作りましたみたいな。阿部寛のホームページ風。それで日記があって読んでみるとイタい。自分と会った時の話とか書いてある。お前あんとき遅刻したのも書けよってね。でバカだからその仕事に関わってる人にしか分からないワードが書いてあってそれこそいつ検索にひっかかってもおかしくない状態。これって若造君の会社とウチの会社だけならまだしも発注者が居るからね。どんな仕事してるかバレる。仕事してる端から機密情報を全世界に公開してるヤツが居る。で危機感持って上司に相談したら向こうの上司に言ってくれたみたい。でも本人好きでやってるからねーぐらいの反応だったって。すごい時代だった…。
 というわけで皆さんもPinterestのGoogleでログインにはご注意を!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?