新幹線(be ambitious!)

 東海道新幹線にここ10年結構な回数乗った。驚かないで聞いて欲しいんだけど車内の案内チャイムがjapan ambitious!だったことを終わる報道があるまで知らなかった!もちろんTOKIOの曲は良く知っていたし新幹線のテーマソングみたいになってるのも知ってた。
 だけど案内チャイム何回聴いても同じ曲とは思ってなかった。これには原因がある。

 ビー、アンビシャース♪
だから
ターン、タンタターン♪
になるのが素直。しかし
タンタンタンタターン♪
にチャイムはなっている。

 そう、出だしのターンがタンタンに分割されている。これで聞いた印象が全然違う。終わるときに答え合わせでビックリ。アレンジの妙。

 最近の大きなニュースはドクターイエローの引退。新幹線の検測車ね。
 これが無くなったらこれからどうするの?という疑問がしばらくはっきりしなくて憶測に次ぐ憶測が大暴走してたんで書くね。

 最初の報道ではドクターイエローが引退し「普通の新幹線車両が代わりを務めます」というもの。この発表間違ってはなかったけど情報不足。多くの人が使わなくなった普通の新幹線に検測機器を積んでドクターイエローの後継車両にするのかなととらえた。
 何色に塗るのかなとかワクワクしてる書き込みもあった。これねマスコミは鉄ヲタが記者やってるわけでもないので色々可能性がはっきりしないのをもう一段階質問するということをしない。まるまる聞いた事発表するから疑問や憶測が生まれる。

 それで次の段階では「営業車両がお客を乗せながら検測します」というもの。先入観から後継の検測車が頭に浮かんでいるので115系にクモニを連結したようなのを想像する人が出た。
 この時点で営業車両に検測機器を積むという正解にたどりついている人も居たが確証がない。それで皆自分が読んだ記事で受けた印象が正しいと思ってるから衝突が始まった。
 ヤフコメなんてお前は間違ってると知識をひけらかしたいヤツの集まりだからこの情報不足で荒れに荒れた。

 だいぶ終わりに近付いたけどまだ続く。「営業車両に検測機器を積みます」と改めて記事になるとドクターイエローに載ってた検測機器場所食うだろうから1両まるまる座席つぶれるのかな?先頭車両かな?みたいな惜しいところまで来た。
 ちょっと間が空いて何かの鉄道番組でイラスト付きで「検測機器は車内の空きスペースに置かれます」と正解らしき内容が流れてようやっとたどりついた。

 技術が進歩して検測機器が小型化して営業車両に常時置けるようになったってことね。素晴らしい。それを第一報で言ってくれたら何でもなかった。
 もうJRの発表の言葉足らずとマスコミの無能さとヲタの想像力、これだけのことでこんなに錯綜する。

 みなさんも新幹線に乗ったら検測機器らしきものが無いか探してみよう。
be ambitious!

いいなと思ったら応援しよう!