
スタジアムビート
久し振りに歓迎されている。泣きたい程嬉しかった。いねむり先生のする感無量の顔の様に。今なら常識からの突破出来る。5歳の彼10歳の彼、12歳、15歳の彼、そして順繰りに16歳、17歳18歳と成った時に、幼少期ウルトラマンショーにムリな頼みして乗せてもらった事を想い出した。賑やかな華やかな情緒は満開になった一番賑やかな場所。舞台の設営を何回かはした年齢にそれを思い出した。もっとも、それは校長の話す舞台や、権威の演出をちょっと任されてるような部分もちょっと有った。憧れたものとは違う何か。そうふところに勇気を持って向かった時、ウルトラマンの真実の姿は人かも知れなくても、さめた気持には成らなかった。
つまり今も落胆はしない。運転してたら酔いはしないように。
キャラに向かないからと避けて来た生徒会の要職。おちゃらけたかったからか、剽軽な同性は沢山助けてくれた。
堅物も無理に剽軽になろうとして自壊していた。
着崩しかたも「間違わない様に」やろうといった。
多少のひとみしりはあった彼。
ふたりきりは覚悟を既に決めた時に、話し込む。基本的にはムードメーカーを自認していた。おそらく硬派になった時も、その軽みを気安くした雰囲気を嘱望されたには違いない。
同学年の順位については1位の当選した生徒会・選挙。
勝因は先輩の友情は大きく、箔や、実力や、根回しに関する事や、自分の言わない成績の高さを、実にうまく、新聞の様に、なおした伝えかたを、した。
楽しむと言うより学習を、深刻には、捉えて居て、教養になる部活を選択したかれ。
かたい表現に慣れていた。
そんな助けをえ、弱者のセーフティーネットを、1とおり、1年は勢いよく頑張った事により、信頼も勝ちとった。
「アンケートには体育祭やりたくないとか、都合のわるい意見も載らないか」
「そういった、我を正直と言ってきましたか」
「それを出来ないから仏教を信仰したりして自分を高めようとしている」
「分かりましたよ。あなたの意見として。校正はしますし、とはいえね、違和感を変えなくて、成り立つとおもいましたか」
「きみたちの世代は僕たちより変化に強いのかい、きみっていうのは。きみの正直なところも一応きこうか」
「配慮をまわして、維持やむりな変更はして、甘ったれるところはあると思います」
「きみの意見を聴き損ねた一般論はいいよ、その意見はわかってきた」
「わたしは甘く生きるきもちは一切わかりません。あのこたちの話すくらいの愚痴は言いません。変わってると思います。現代の一般標準は、そして、大人の迎合、妥協をそこに求めてはいません」
「厳しく変えると言う可能性もあるの?」
「根幹の問題としてはありえますよね。セーフティーネットの話をしていると、社会保障の充実かなんかを、貢献を全くしない生徒もあんこうみたいに求めて来てますね」
「本当に困ってる人の動きを乱してるってこと?」
「助長された結果として完全にそう成ってます」
「それ大人基準にしたらリストラしない??」
「それは理解出来ますよ。問題は、内面を告白しないから、当の連中というか彼らは、生きる場所として、ことさら、ここを必用としているのか、見えてきません。」
「それ困るね分かってきたよ、まあ顔も暗いワケか」
「ええまあ気持ちはやられますね」
「それについては個人的な意見あるよ。きみは飛躍して大きい物を動かすほうに集中しなさい、というのは?」
「わかりました。数日したら、この組織は辞めます。感謝はしてます。また会えたらお酒にも強く成っておきます」
「コーヒーはいいね」
「わたしに持ってこさせるという事は、すこし疎かったりもしますか」
「そうなの」
「絶対に大きい舞台に立ってやります」
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