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釧路でシマエナガに逢えた話

11月1日~3日まで会議に出席するため北海道の釧路に行きました。

北海道は20年+ぶりだと思います。
佐賀空港の朝一の便で羽田に飛び釧路についたのは午後13時。
遠いなあ。北海道
羽田の国内トランジットが3時間もあって長かったです。

釧路空港から市街までバスで50分。
車窓の風景がとても懐かしくてテンションが上がります。

見慣れない落葉広葉樹の森、縦の信号機、道路際を示す下向きの看板↓、道がまっすぐで広い。
思っていたほど寒くありません。
佐賀の最強冬装備で行きましたがむしろ暑いくらいでした。

リング付き


朝はカモメspの声で目が覚めました。
一瞬自分がどこにいるのか分からなくなります。
とりあえず釧路川沿いを散歩してみます。

建物の屋根にたくさん


むちゃくちゃいっぱいカモメがいました。
これは…佐賀ではあんまり見ないオオセグロカモメです。
道端でたたずんでいたりしてなんかかわいい。
港の倉庫みたいな建物の上にたくさん乗っていました。
そしてウミネコもいます。思っていたほどカモはいません。

ゴジュウカラ 貯食がんばる


そして釧路にいた期間中どこでも見かけたのがゴジュウカラでした。
九州にも高い山にはいるんでしょうけど私は佐賀では見たことがなく、
20年ぶりの邂逅に胸が躍ります。

木に逆さまに止まれる不思議な鳥です。
形もなんだか変わってて流線形っぽいし
あんまりこれと似た鳥を思いつきません。
人を警戒しないみたいで私のすぐそばをあちこち動きます。

一心不乱に何かしているようです。
すごく気になったのでしばらく観察してみたら、
木の実を拾ってはひたすら木の隙間にグイグイと押し込んでいるのでした。
寒い冬に向けて食料を貯めているんでしょうね。
賢い鳥です。場所、覚えてるのかな…

すごい角度で見下ろされてる感


ぶらぶらしていたら、遠くからかすかに「ジュリリ ジュリリ」
という声が聞こえました。
とりあえず声のする方向にダッシュです。

そろそろ昼ご飯を食べようかと思っていたけどそんな場合ではない。

この声はエナガの声です。

ということは、
そう!ここは北海道!

亜種「シマエナガ」が近くにいます。

シマエナガの可愛さはウトナイにいたころから気が付いていました。
そのころ遊びで作ったウトナイ湖シマエナガファンクラブの初代会長としてはこのチャンスを逃すわけには。

しかし現在このシマエナガが全国の人を
こんなに虜にするとは誰が思ったことでしょう。

現在の北海道のお土産屋さんはシマエナガグッズであふれています。

毎日7時に家族に白い目で見られながらも
シマエナガダンスを踊っていた甲斐があったというものです。

息せき切って声のする方に走ります
いた!こんな市街地に!
なんと身近なアイドルよ!いいな北海道の人。
毎日会いに行けるやん!

建物の窓についた虫を取ってるらしい


2羽いるようです。もっと冬は群れると思っていた。
でもそんな贅沢は言っていられない。

かわいい。かわいいよ…
と一人でぶつぶつ言いながら写真を撮りました。

雪の妖精🧚


身軽に木の上をくるくると動き回ります。
私もそれにつられてくるくる動きます。

怪しいです。

人通りがなかったのが幸いでした。
ハッと気づいたら1時間半たっていました。

昼ご飯は…諦めました。

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