1.17-1.17-1.17
大阪市に住んでるので直接被災したわけではないけど、やはり大きく揺れたことは確かで今でもその感覚は覚えてる。
父の声、母の叫び声、寝てた私にモノが降ってきたのが本当に怖かった。
その頃会社員。
会社に行って食堂で見たニュースは見たことのない街並みと煙と火でいっぱいだった。
30年目。
今朝、そのくらいの時間に目覚めて手を合わせた。
当たり前のことが続くなんて思わないからこそ、今を大切に。後悔しないように生きていこうと思う。
10年目。
震災から10年目の1.17に以前に所属していた劇団で公演をした。
神戸脚本(ホン)のカケラプロジェクトに選ばれたのだ。
震災で亡くなられた友達の家から脚本のかけらのようなものが見つかって、その思いを受けて公演をしてほしい。というもの。
ダムで沈んだ学校の同窓会で集まった同級生たちが・・・みたいな話だったと思う。
※ごめんなさい。記憶曖昧😭😭
あの時のお客様達はほぼ被災者の方。
本当に緊張感しかなかった。
でも、終わってから拍手が鳴り止まなくて、
出てくるお客様や亡くなった方のご両親が「ありがとう」って言ってくださって、本当に安心して嬉しかった。
その時、自分がやってることが誰かの人生の一瞬に寄り添えたんちゃうかと確信が持てた。
その亡くなった友達の名前はじんちゃん。
写真でしか知らないし、皆さんの話しか知らないけど、きっと愛された人だったんだと思う。
顔も知らないし、声も知らないけど大切な友達。じんちゃん。
震災から30年
公演から20年
私はじんちゃんと逢えてよかったと思っとる。
まだ演劇続けてるんよ。
よかったら見守っててね。