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イヤーリーディングのカードは、全て大切なメッセージ

私は、オラクルカードリーディングをしている。オラクルカードのメッセージは、ダイレクトに心に響く。力強いメッセージは、背中を押してくれるけれど、オラクルカードだけでは、このカードを引くまでに至った、お客様の心理に寄り添えない。このカードを引くまでに、きっといろんな背景があるにちがいない。でも、一番、聞いてもらいたいことは、人は案外、話せないものなのだ。

2か月ほど前に、タロットカードの面白さ、世界観に興味を持ち始めた。きっかけは、オンラインでタロットを教えている先生の講座にハマってしまったこと。タロットは、全部で78枚のカードがある。そのうちの22枚は、大アルカナという強いメッセージを伝えるカード。残りの56枚は、小アルカナという、4つのエレメント(火地風水)と1から10までの数字を組み合わせたカードだ。この小アルカナは、人の心理を映し出すので、私が求めていることと、まさに一致していた。

私は、オンラインの先生に習ったイヤーリーディングを早速セッションに取り入れることにした。

イヤーリーディングとは、1年間のそれぞれの月ごとに12枚カードを引き、最後に総合のカードを引く。ひと月ごとのカードからのメッセージをお伝えするが、それは全てお客様がよくなっていくためののアドバイスだ。そして、この鑑定は、大体、半年間有効と言われている。その理由は、引いたカードを見た時から、その人の心理が変わってくるから。心理が変われば、行動が変わり、未来も変わってくる。未来なんて誰にも分からない。大事なのは、カードの結果ではなく、それを見た人の心だ。これからどうしていくかも、その人の判断なのだ。

私は、早速、イヤーリーディングのモニターを募集することにした。タロットと合わせて、オラクルカードからのメッセージもお伝えする。なんだか、リーディングの幅が広がった気がした。

 モニターを募集した当初、誰も応募してくれず、寂しい思いをしていたけれど、友達がSNSにあげてくれたことで、たくさんの方が来てくれた。友達は、ありがたいなぁと思った。最初は、無料で募集していたけれど、かなり時間もエネルギーも使うことが分かり、少しお金もいただくことにした。お金をいただくことは、愛の循環なんだよと言ってくださった方がいて嬉しかったし、自分にオッケーを出せた。

私は最初、一年間をリーディングするなら、なるべくポジティブなイメージをもってほしかった。例えば初詣でおみくじをひき、結果が悪ければ、ずっと気持ちに残ってしまう。だから、ネガティブなカードが出たとしても、サラッとお伝えするか、お伝えしないこともあった。でも、いいことばかりをお伝えすることに、なんだか違和感を感じていた。もし、あまり良くカードが出るなら、それをあえてお伝えすることで、未来はもっとよくなるのではないかと。

ネガティブなカードこそ、何か大切なことを伝えている。きっとご本人が気がついてないこともある。私は、ネガティブなカードを引いたら、必ずアドバイスカードも引くことにしている。そうすることで、これからどんなことに意識を向けたらいいか分かる。行動の指針になる。私のセッションを受けた方が、少しでもよい方向にいけるように、心の光のありかを見つけるお手伝いをしたい。今の私にできることを精一杯に。





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