東北工業大・對馬温斗 仙台城南の躍進に感じた「悔しさ」を原動力に鮮烈デビュー
今夏の高校野球宮城大会では、仙台城南の快進撃が話題を集めた。ノーシードながら仙台商、古川学園、利府のシード3校を含む実力校を次々と破り、創部初の決勝進出を達成。決勝では仙台育英に大敗を喫し力尽きたものの、大きな存在感を示した。
先日、仙台六大学野球秋季リーグ戦で鮮烈デビューを果たした東北工業大・對馬温斗投手(1年)は、昨年まで仙台城南でプレーしていた。母校の躍進について尋ねると、「嬉しいですけど、悔しさもありました」と意外な答えが返ってきた。「悔しさ」はどこから湧いてきたのか。
しびれる場面での連投で勝ち点奪取に貢献
9月2日の東北学院大1回戦、東北工業大は逆転し2点のリードを奪った8回、粘投していたエース左腕・後藤佑輔投手(3年=仙台育英)に代えてルーキーの對馬をマウンドに送った。
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