エッセイ#26『絵本も出るらしいし』
話は数ヶ月前に遡る。品田遊氏のエッセイ『キリンに雷が落ちてどうする 少し考える日々』を読んでいると、小林賢太郎の文字が目に入ってきた。思わず「おっ!」と発してしまった。人生で初めて影響を受けた人物である彼の名前を目にすると、ただそれだけで心臓がバクバクする。「あ〜やっぱ知ってる人は知ってんだ!」という気持ちでいっぱいになるのだ。
ただ、この本は日記をまとめたものなので実際に話題に上がったのは1年以上も前のことになる。しかし、それでも嬉しかった。ちなみにこの時、私は電車に乗