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タナゴが亡くなりました

 水槽がひとつ余ってるから魚でも飼ってみるか? と突然安易な気持ちで始めたタナゴ飼育ですが、タナゴの寿命が2年ほどと調べていたので、ヒーターを使用しない前提で最初の冬に半減して後1年で全滅と頭で描いていたのですが、丸2年まあまあ元気に過ごしているように見えるタナゴですが1匹が器具に挟まるように☆になっていました。

元気であれば泳力のあるタナゴですからそんなところに挟まって動けなくなると思えないので、漂ううちにそこに流れ着いたのか、水流の弱いところを見つけてそこで最後の時間を過ごしたのでは?と想像してみました。

 最初13匹から始め、釣ってきたときのキズが原因で口腐れ病になった1匹と心配しすぎて元気だったのに薬に浸けて殺してしまったと思われる1匹の他、飛び出し事故で干からびてた1匹と今までも☆になったコ達はいましたが、天寿を全うしたようなコは初めてです。

 最初はただのお魚飼育という感じでしたが、水草水槽というのを知り、チャレンジしてみようと揃えてみたものの元々草食性の強いタナゴは植えた水草を引っこ抜いてしまい全く理想に近づけず、水草水槽は魚を投入する前に作らなければならないと教えてくれました。

お勧めだったソイル低床で始めたもののソイルに寿命があることを知ってリセットすることになったとき、その方法をよく知らず、タナゴを水槽に残したまま砂を交換しましたが、大幅な水質変化にもかかわらず、その時いたタナゴは全て生き残ってくれました。それも強健な生命力を備えていてくれたタナゴだったからこそで、今までこの魚にずいぶんと勉強させられたと思ってます。

 この☆になったタナゴが出るちょうど数日前から、元気なのが当たり前のように見ていたタナゴ達がみんなおじいちゃんおばあちゃんのように見え始め、なんだかヨタヨタと泳いでるように見えてきたなぁ、と思ってた矢先のことだったので、覚悟は出来ていたけど、そのタイミングに驚かされました。

我が家にお迎えして2年経つタナゴですが、平均的にショップで買うタナゴよりずっと大きく育ったものばかり集めて始めたので、野生化でどれくらい生きてきたのか想像できません。飼育化では個体によっては5年生きることもあるタナゴも死に時が近づいてきているかもと覚悟しつつ観察していこうと思います。

 

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