「学ぶ」を学ぶ
「大学とは『自分で学ぶことを学ぶ』場所なのです。」(池上彰さんのTwitterから)短く、ズバッと本質を突く池上さんらしいコメントです。
横浜にある美術大学での、今年のキャリアデザイン講義、前期の前半で、学生に伝えてきたことのポイントを挙げてみます。
●メモを取ろう!「記録>記憶」ですよ。
●今の行動が未来を変える。
●人生は川下り、櫂を漕ぐスキルと流れを読む方法を身につけよう!
●話を聴くというコミュニケーションスキル
●アナウンサーの話す準備
●「起承転結」と「TNPREP」
●継続のスキルPDCA
●情報収集のタテとヨコ
まさに「自分で学ぶことを学ぶ」を取り上げてきました。またまた池上さんに共感しました。
学生によい気づきを与えることが、教員の役割だと思います。毎回の講義でどうしたら気づきを与えられるのかが最大の腐心のしどころです。しかし、気づきを気づきのままで終わらせたのでは、学んだことになりません。いかに気づきを行動につなげ、行動を継続して習慣化させてもらうかそこが最大のポイントです。
この「気づき⇒行動⇒継続⇒習慣化」を自分のものにする。これこそが、「自分で学ぶことを学ぶ」ことであり、まさに「キャリアデザイン」だと思います。
池上さんのツイートからこんなことを考えました。