幽霊

根拠

私は昔は信じていました。
今は、たとえば昆虫という種がそこにいるように、幽霊という種が存在している、と当たり前のように考えています。

見たことはないのですが、背中に「ピトッ」とやられたことはあります。
それまでに、かなしばりが3回ほどありましたが、現実である自信がなかったので、「次はちゃんと確認する」と思った後でした。
横になって寝ていたら、背中になにかがくっついている感覚で目がさめました。
落ち着いて、目を閉じなおし、考えました。
「うーん、これは、、、現実。夢ではない。次は背中に意識を集中、、、うん、そこにいる」
と確認した後、人のいるところまで逃げました。
たぶん、あれは生霊ですね。

あと、前の会社の上司が、当たり前のように見える人だったからです。
「うそでしょ(笑)」
という言葉より、
「あ、ほんとうに見えるんだ」
と自然に思ってしまう、妙に納得してしまう上司でした。
その上司には、出張先のホテル等で、
「何も言わないように!」
と、他の社員から緘口令がしかれていたようです。

憎悪についての記事にも書いてますが、あの状態になると、
「あ、今死ぬと、私は絶対悪霊になる。」
と思ったものです。
そして、地縛霊が見えたとき、同情するだろうとも思いました。絶対やってはいけないことのはずですが。

以上のことから、前述したように考えてます。

実体験

おもしろいもので、私が今の家を借りて、何か月か過ぎたとき、風呂場でふと、20㎝くらいの髪の毛を見つけました。私は何年も、1mmくらいの坊主頭。遊びに来た人もいない。。。
と思ったとき、風呂場の天井の点検口をおそるおそる見上げました。
なにもなかったのですが、瞬時に考えました。
「え。。。どっち?幽霊ならまだいいけど。。。うん!そう、この人はひょうきんで楽しい女性の幽霊!」
と考えることにしました。
もちろん、その後も何回か長い髪の毛を見つけます。

そんな話があるのです。
ある時、霊の、いや例の上司に電話していると、言うんです。
「ん?お前、今誰かと一緒におる?」
と。誰もいないと答えると、
「いや、なんかぶつぶつ声が聞こえる」
そこで私はピンときました。あ、美人幽霊(私自称)のことかな?と、ワクワクしました。聞きましたよ。

「女性の声ですか!?」
「え、おっさん」

ショックでした。テンションがダダ下がりのまま話を聞きました。

「そうか。。。あ!お前、恨み言を他人にも言ってるやろう。言霊って本当にあるからな。たぶん、お前の怨念の塊みたいな、お前のコピーができてるわ」
と言われました。
ええ、自分でした。
ただ、髪の長さはあれなので、私のコピーのほかに、もう一体いるはずですが。

最近見ないですね。出張が多いからか。でも、たまに出張先でも存在を主張してたんですけどね。髪の毛を見ると、
「お、元気そうやん」
と思ったものです(笑)

元来、こわがりなんですがね。
憎悪の効果とはすごいものですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?