「逆立ちしても勝てない」とは物理的にどういう状態なのか
今回は小ネタ。しばしば「逆立ちしても勝てない」という慣用句が使用されるが、この勝てないとはどういうことなのかという疑問が湧いた。逆立ちして勝てることってそもそもあるのだろうか。歩いたり、話したり、ブルシットジョブしたりする時も、普通に立って実行した方がどう見ても効率的に思える。逆立ちしたほうが有利なものってこの世に存在するのだろうか???
いや、あるぞ。一つだけある。それは・・・
「体高」だ。普通に立つよりも、逆立ちした方が体高は高くなる。一見逆さになっただけで体高が変わるのは不思議かもしれないが、逆立ちしたほうが明らかに高さは高くなるのである。
逆立ちした人間を見てみよう。
普通に立っているときの体高は足の先から頭の先までだ。ところが逆立ちしていると、体高は足の先から手の先までになる。逆立ちしている人間の体高はバンザイをしている人間の手の先までの高さと同じなのだ。身長170センチの人であれば、だいたい2メートルくらいだろうか。
というわけで、逆立ちしても勝てない相手というのは体高という観点で考えると、自分よりも30センチ以上背が高い相手ということになるのである。
なお、本来の由来は「逆立ちをするほど頑張っても勝てない」ということらしい。
以上、小ネタの記事でした。
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