東大生の平均IQは130くらい
東大生の平均IQは120辺りと言われる。だいたい上位10%くらいだ。これはどうも正式な調査ではなく、以前に行われたテレビ番組の結果が流用されているようだ。ネットのIQ診断もそうだが、これらの数値は信頼性が低く、ほぼ風説に近いのではないかと思う。
別のデータによると127とも言われている。こちらの方が実情に近いのではないかと思う。筆者の推測では130くらいである。相関を計算すると130くらいになるらしい。QuizKnockやぎんなん女子部の平均も130くらいだった。日本人全体の上位2%に入る水準である。東大生は日本人の学力上位0.3%だから、IQという指標でも相当な上位にいることは間違いない。
筆者の周囲でIQを測った人間はもっと高い、だいたい140近辺が多かった。日本人の中で上位0.3%に入る水準である。極めて高いと言えるだろう。明らかに東大卒の平均と比べても高いのではないかと思われる。
理由はいくつか考えられる。一つはIQが高い人間しか周囲に言っていないという可能性である。しかし、それだけではないだろう。より重要な要因として、IQを測っている人間は総じて精神科への通院歴があるということだ。IQが高すぎると人生が辛くなるという。IQが140の人間は精神を病んでしまうリスクが高いのかもしれない。また、IQでゴリ押ししていた人間が大学に入ってから学業や私生活で持ち崩すというパターンもあると思われる。IQがいわゆる「地頭」と相関しているのなら、生存バイアスで怠惰な東大生ほどIQが高い可能性が高く、こうした人物はどこかで問題を抱える可能性が高い。
ところで、知り合いの精神科医は逆のことを言っていた。東大生のIQは110くらいらしい。本当か?とは思うがプロが言うからにはそうなのだろう。天才物理学者のリチャード・ファインマンもIQは125だったらしい。あんまり勉強の出来不出来や「地頭」には関係ないという説もある。知識教養や語学力も関係ないだろう。じゃあIQは何のために存在しているのかという話になるが、もともとIQは精神遅滞に対して使われる指標であり、高くてもあまり意味がないという話になるだろう。IQの効用があったとしても、それは120くらいで頭打ちなのだと思われる。
東大生の半分はギフテッドだ。これは間違いない。ギフテッドは人口の2%ほどらしいので、学力上位0.3%であれば、当てはまる人間が多いだろう。ただ、ギフテッドである彼らがどこに進むかと言うと、意外に普通のJTCだったりする。学者になったり、起業家になったりするのはギフテッドもいるかもしれないが、他の人間も多いだろう。
なお、筆者はIQを測ったことはないのだが、たぶんものすごく偏っていることは間違いない。ネット上に現れる人間は軒並み言語性が高く、動作性が低い傾向にあるが、筆者もおそらく同様ではないかと思う。言語性が低いタイプはネット上の言論活動には不向きだし、動作性が高い人間はネットよりも実のある活動に精を出しているだろう。インターネット発信者のバイアスはかなり強いのだ。
言語性IQと動作性IQが乖離しているタイプは結構しんどいところがある。言語性IQに見合った職場に行けば仕事ができない人間と扱われるし、動作性IQに見合った職場に行けば周囲と話が合わない。少し前までこのタイプは孤立を余儀なくされていただろう。ただ、現在はインターネットが発達しているので、部分的に解消しやすい。ネットに蠢く無数のインテリはこのような悩みを抱えているのだろう。