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50歳からの生き方、全ての老若男女へ


著者ルシファーリゲル兎命47歳‼50歳まであと2年半


序章: 50歳を迎えるという事

①人生の節目としての50歳

若いころは、時間が無限にあるように感じていたものですね
20代や30代の頃には、未来がずっと続くかのように思い
やりたい事も達成したい夢も、いつか、いつでも出来るだろうと
楽観的に考えていたかもしれません

たとえば、旅行に行きたい、新しい趣味を始めたい、やりたい仕事がある、といった夢や目標があったとしても

『まだ時間はたっぷりある』

という安心感から、先延ばしにしてしまう事が多かったのではないでしょうか。しかし、50歳を目前に迎えると、これまでの人生を振り返り、ふと気づく事があります。それは

時間が無限ではなく、有限であるという現実です

年を重ねるにつれ、未来に向けた選択肢やチャンスが少しずつ限られていく事に気づき、時間というものが貴重であり、もうこれ以上先延ばしに出来ないという感覚が強くなっていきますね
50歳という節目は、若い頃にはあまり意識しなかった『時間の有限性』を深く感じる年齢であり、これまでの生き方や、これからの残りの人生をどう過ごすべきかを真剣に考えるきっかけとなります


②これまで真面目に働き

家庭を大切にしてきたが、その裏で自分自身の夢ややりたいことは後回しにしてきた人が多い

これまでの人生の中で、特に50歳前後を迎えた多くの人々は、真面目に働き、家庭を大切にする事を最優先にして来たのではないでしょうか

仕事では責任を全うし、家族のために安定した生活を築く為に努力を重ね、毎日の生活を充実させようと奮闘してきたことでしょう
特に、家庭の中では家族の幸福や成長を第一に考え、自分の時間やエネルギーを惜しみなく注いできたはずです

しかし、こうした人生の中で、知らず知らずのうちに自分自身の夢や目標、やりたいことを後回しにしてきた人も少なくありません。若いころには、いつか自分のやりたいことに挑戦する余裕が出来るだろうと信じていたかもしれませんが、実際には日々の生活の忙しさや、家族や仕事に対する責任感の重さに押され、気づけば自分のために使える時間が少なくなっていたという状況に陥ることがよくあります

多くの人は、家族の幸せを優先する事が美徳であり、また必要なことだと感じている為、自分自身の願望を抑え込んでしまう事があります

親として、配偶者としての役割を果たすことが自分の使命だと考え、家族の為に最善を尽くしてきた結果、自分の夢や目標に対して向き合う時間を失ってしまったという事は少なくありません

しかし、50歳を迎え、人生の折り返し地点に差し掛かると、これまで見過ごしてきた自分自身の内面と向き合う事が必要になります。やりたいことをやらないまま人生を終えてしまうのではないかという焦りや、これからの人生をどう生きるべきかという問いが、より強く心に浮かび上がってくるのです。

この時期に、自分自身の夢ややりたいことを再び考え直し、それを実現するための行動に移すことが大切になります。50歳からの人生は、これまで後回しにしてきた自分の願望や夢を再び取り戻し、それに向かって進むチャンスなのです


③50歳からの生き方を再考し

どうやって人生を後悔なく過ごすか

50歳という節目は、これまでの人生を振り返り、これからの生き方を再考する重要な時期です。これまでの選択や経験がどのように今の自分を形作ったのかを深く見つめ直し、残りの人生をどのように後悔なく過ごすかを考えることが求められます

特に、著者ルシファーリゲル兎命自身の経験から言えば
若い頃に人生の正しい道からそれてしまい、不良となり、裏社会を歩んできた過去があります。一般的な価値観や道徳から外れた選択をした事で、さまざまな苦労や困難に直面してきました

リゲル10代のころ

若い頃の私は、社会のルールや期待に反発し、自分の道を切り開こうとしましたが、その結果、裏社会の荒波に飲み込まれ、多くの問題を抱えることになりました

普通の道を選ばなかった事で、社会の表舞台から外れ、犯罪や危険な状況に身を置く事も少なくありません
当時は「それが自分の生き方」だと信じ、自分なりの自由を手に入れたつもりでしたが、実際には多くの代償を支払う事になった
家族や友人との絆が断たれ、自分自身の信頼も失い、心の中には常に不安と孤独が付きまとっていたのです

しかし、50歳を目前に迎える今
これまでの生き方を振り返り、自分が本当に求めていたものが何だったのかを再確認する時期に来たと感じています
それは、私がいつも言っている言葉

【死ぬ時に後悔したくない。笑ってあの世に逝こう】

この言葉が全てです

裏社会での経験を通じて、多くの事を学びましたが、それが自分の真の望みではなかった事にも気づかされました
無駄な時間だった、良い経験ができた
この2つの天秤はまだ揺れ動いていますが


お金や力を手に入れる事が目的ではなく
本当に大切なものは、自分自身が心から納得できる生き方や、愛する人たちとのつながり、平穏な日常の中で見つける小さな幸せだったのです。

この気づきから、私は50歳からの人生を後悔なく過ごすために、これからの選択を慎重に考えるようになりました

これまでの過ちや失敗を後悔するだけではなく

それを糧として、これからの人生をどう改善し、より充実したものにするかが重要だと感じています。もう一度やり直すチャンスは、いつでも訪れるのです。そして、これからの人生は、自分の為だけではなく、家族や友人、そして社会に対して何を還元できるかを考える時期でもあります。

過去にどんな過ちを犯したとしても、未来は常に自分の手の中にあります。50歳という節目は、そのことを再確認し、これまでの自分を許し、新たな道を切り開くための素晴らしい機会です。残りの人生を後悔なく過ごすために、私はこれからも学び続け、自分自身の成長を大切にしながら、真の意味での幸福を追求していきたいと思います。


自分を許さなくてもいい。むしろ、ずっと後悔を抱えても構わない

過去の過ちを引きずりながら生きる事は
人間として自然な事なんじゃないかな

人は誰しも後悔する生き物だし、完璧な人生など存在しない
もし過去に間違いを犯したのなら、その代償をただ償うのではなく、それ以上の事をして返していくしかない

重要なのは、後悔に飲み込まれ、立ち止まることではないんだ

過去の失敗を忘れようとする必要も、無理に許そうとする必要もない。ただ一つだけ、決して立ち止まらず、前に進むこと。それが、人として生きていく上での最大の使命なんだ。どんな後悔や過ちがあろうと、歩みを止めてはならない。行くんだ。前を向き、次の一歩を踏み出すんだよ



第1章: 過去の自分と向き合う


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