「風の時代」の生き方～2025空～

序章：マトリックスの世界に生きる私たち

私たちは、かつてないほど情報に溢れた時代を生きています
SNSの発展によって、他者との比較が容易になり、成功も失敗も、誰かの目にさらされることが当たり前になりましたね

この現代社会はまるで映画『マトリックス』のような、見えないルールと枠組みで構成された世界

あなたは気づいていますか？
あなたが見ているもの、感じているもの
そのほとんどは誰かが作り上げた幻想の一部である事を

現代社会において、私たちは情報の洪水の中で生きています
スマートフォンを開けば、SNSのタイムラインには誰かの成功、輝かしい日常、華やかな写真が溢れている。その瞬間、あなたは無意識のうちに

「比較」というレース場に入れられます

「あの人はすごい」
「自分はまだまだだ」
「もっと頑張らないと」と

他人との比較が心の中に渦巻く・・・違うか・・自然にそうセッティングされる。それは君の脳にね

しかしそれは本当に「あなた自身」の思考なのだろうか？

私達は自分の意思で何かを選んでいるつもりでいて
実際には社会が作り上げた【価値観】の中で踊らされているに過ぎない
例えばあなたが今持っているスマートフォン、着ている服、食べているもの、それらの多くは本当に「あなたが心から欲したもの」なのか？ それとも、誰かが「これが流行っている」と提示したから手に入れたものなのか？

この世界は巧妙に作られている
SNSだけではない。テレビ、広告、ニュース、あらゆるメディアが、私たちに「こうあるべき」というメッセージを絶えず送り続けている。私たちは無意識のうちにそのメッセージを受け取り、「普通」「常識」として受け入れてしまうわけだ

この現象は、映画『マトリックス』の世界そのもの

『マトリックス』の主人公ネオは、自分が生きていた世界がプログラムによって作られた幻影だと気づく。そして赤いピルを飲むことで、現実を知ることになる。私達もまた知らず知らずのうちに

「社会が作り上げたプログラム」
の中で生きているのではないでしょうか

しかも、現代社会のマトリックスはもっと「巧妙」でもあるよね

SNSによって、比較と競争がより強化されると同時に
「他者からどう見られるか」が、自己の評価基準となってしまう
誰かの「いいね」が私たちの価値を決める。フォロワーの数が、成功の指標になってしまう。私たちは現実よりも「デジタルの自分」を優先し、そのイメージを維持するために奔走していく

こうして「本当の自分」はどこかに置き去りにされてしまうんだ
いや、本当の自分は「こうだ」と洗脳されていく

しかし、ここで問い直してみよう

「あなたは、あなた自身の人生を生きているのか？」

もし、他者の視線を気にして選択しているとしたら
それは本当にあなたの人生なのかな？

マトリックスの世界にいることに気づいたなら、まずはそこから抜け出す方法を探すべき。そして実際に抜け出すのではない
大切なのは、意識的に選択すること
SNSを開く時間を減らし、自分の心と向き合う時間を増やす。他者の評価ではなく、自分の本当の価値観を大切にする

ここで一つ考えてみてほしい

あなたが「心から望むもの」は何か

「風の時代」とは、自由と個性を重んじる時代
私達はもはや「誰かが作ったルール」に縛られる必要はないんだ
自分自身を解放し「本当に生きたい人生」を歩むことが出来るのだからね

あなたは本当はまだ目覚めていないかもしれない
いやいやいや「赤い薬を飲め」と言う意味じゃないからね
青い薬（マトリックス）の中でいいんだ
その中で「気づく」事が出来れば
きっとそれは楽しい世界になるだろ

第一章：3カ月であなたは生まれ変わる