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野間 徹 准教授 (名古屋産業大学・現代ビジネス学部)



野間徹准教授について

大学では何を教えているの?

野間准教授は名古屋産業大学で現代ビジネス学部で教鞭をとっている先生だよ。担当科目は、事業概論・地域文化とまちづくり・企業調査実習・事業改善実習・事実の調査と分析・経営戦略を担当しているんだ。とにかく実務を重視した授業が学生に好評だよ。

野間先生の専門分野

野間先生の専門分野は管理会計。管理会計というのは経営者が経営判断を行うために使用する会計のことだよ。管理会計は会社内のこんな業務かかわってくる学問なんだ。具体的には、
 ・予算と実績の管理 
 ・原価の管理 
 ・経営分析 
 ・資金繰りの管理 など
どれも会社経営の意思決定をする上でとても重要なものなんだよ。

野間先生の授業

野間先生は銀行員や経営コンサルタント、自身の会社経営といった実務経験を活かし、アクティブラーニングを取り入れた授業を行っているんだ。将来的に起業を目指す人にはかなり有意義な学生生活となるなずだよ。企業訪問などを積極的に行っていて、机上の勉強だけでなく企業活動の中で起こっている生の事象を扱っているのが特徴なんだ。

野間准教授の現在の研究テーマ・進行中の研究プロジェクト

現在の研究テーマ

企業が持つ形のない資産(特に取引先との関連性)に注目して、企業と企業との付き合いを現在研究しているよ。この分野はまだ確立されていない分野で、先生はBtoB企業の顧客ロイヤリティーの向上や満足度が企業の売り上げ向上や株価の上昇にどうつながるのかを調査しているんだ。まだ取り組んでいる先生が少なく、野間先生も生涯にわたって取り組んでいきたいと語ってくれたよ。
この調査には学生も参加していて学生がBtoB企業を知る機会にもなっているんだって。

研究中のプロジェクト

野間先生は現在、次のような研究をしているんだ。
 ・上場企業(東証グロース)における取引先との関係性調査プロジェクト
 ・中小企業による取引先との関係性調査プロジェクト
先生の研究は企業への訪問調査を基本としていて、経営者だった経験が生かされているんだ。先生の人脈で多くの企業が協力してくれていて高い精度のデータが集まり、学生と企業の交流も盛んにおこなわれているよ。
そして、先生が専門としている管理会計の点から取引先との関係をみることは経営判断をする上でとても重要で、例えば、取引先の信用状況の評価、製品やサービスの原価を把握、共同でコスト削減策を検討、効率の良いサプライチェーンの構築などといったことが判断できるようになるんだ。さらに先生は企業と企業の付き合いや顧客満足度が売上や株価に与える影響を調査しているんだよ。
 ※サプライチェーン・・・製品の原材料の調達から最終消費者への販売ま
             での流れ。

プライベートな野間先生

学生とのかかわり

先生の研究室は毎日複数の学生であふれているんだ。これは普段から先生が「寄り添い型」で学生と接していてとても慕われている証だね。会話をしに来る学生もいれば、悩みを相談しにやってくる学生もいるんだって。今後も先生は「学生のため」というシンプルに生き続けていくと言ってたよ。
お話を伺っていても人気の先生らしく、良い人柄があふれ出る優しい表情で対応してくれたよ。

研究室のホワイトボードには学生からのメッセージも

多彩な趣味の野間先生

先生の趣味はゴルフ、海釣り、ウォーキング、読書、旅行、お寺回りととても多彩なんだ。できる男って感じがするね。仕事とプライベートの両立を叶えた充実した人生を過ごしてるんだ。学ぶなら先生のような楽しく生きている大人に学びたいよね!

野間先生から興味をもった学生へメッセージ

研究では可能な限り企業様を訪問してインタビューしたり、取引先様を訪問したりして活きたデータを取得することを目指しています。企業への訪問には最低限のマナーが必要になります。このように研究を通じて「実社会でいきていけるスキル」を身に付けて欲しいと願ってます。「企業」や「企業が営む事業」に関心のある学生がいましたら大歓迎します。

「学生が自然に動いたことには否定しない」野間先生の研究室には居場所を求めてやってくる

編集者から学生のに皆さんへ

編集者である私も教育現場で教えていますので中学生・高校生からこんな相談を受けることがあります。「将来、起業したいので大学は経営学部に進むのが良いですか?」と。こういった質問をする学生の大半は、実際の企業現場で起こる事象を学びたいと思う気持ちが強いはずです。野間先生の授業では自身が経営者やコンサルタントだった経験を活かし、訪問調査を主体とした実務を重視した学びを提供しています。社会に出るまでの間にこうした経験ができるのは大きな糧となるはずです。起業をめざす学生諸君は名古屋産業大学の門をたたいてみてはどうでしょうか?


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