いざ中級の壁へ!TOPIK4級合格までの道のり
韓国語を勉強し始めて、1年と少し。
2024年10月実施のTOPIKで4級を取得しました!!!
簡単な道のりではありませんでした。
何故なら、初級と中級の間にはとても大きな壁があるからです。
この記事では、私がどのようにして初級から中級の壁を乗り越えたのか、その方法を紹介していこうと思います。
韓国語の勉強を頑張る皆様のお力になれますように。
TOPIK4級のレベル
以下はTOPIK公式サイトより抜粋したものです。
・公共施設の利用や、社会的関係の維持に必要な言語(ハングル)機能を遂行することができる。
・ニュースや新聞をある程度理解でき、一般業務に必要な言語(ハングル)が使用可能。
・よく使われる慣用句や代表的な韓国文化に対する理解をもとに社会・文化的な内容の文章を理解でき、使用できる。
つまり、なにかイレギュラーなことさえ起きなければ、日常生活は可能ですね、くらいでしょうか。
実際に韓国で生活するとなると、少々厳しそうですね。
初級→中級がなぜ難しいのか
1.語彙の増加
初級(TOPIK2級まで)の場合、1500〜2000語程の語彙力が求められるのに対し、中級は4000語前後覚えなくてはなりません。
私は中級対策用の単語本を購入して勉強しましたが、どうしても頭に入らない単語は、自作で例文を作り、使い方を覚えました。
ただ意味を暗記するのではなく、こういう場面・ニュアンスで使うのだと理解することが重要です。
2.文法の複雑化
初級が「〜だから〜だ」・「〜だが〜だった」というような短い文のまとまりが理解できれば良いのに対し、中級は「〜だから〜ように〜へ〜して……」と長い文を理解する必要があります。
ここを攻略すると、ドラマ鑑賞を字幕無しで見られるようになってきます。
ウェブトゥーンも原文のまま読めるようになりました(個人的に嬉しい)。
対策は1番で書いた内容と同じです。例文を通して使い方を学んでいきましょう。
3.듣기出題内容の多様化
初級の試験と違い、ニュースの一場面やドキュメンタリー、インタビューなど、より実践的且つ専門的な内容が出題されます。
更に듣기の試験時間は1時間もあります。
その間、日本語で聞いても難しく、正直興味がなければ退屈な内容を、聞き続けなければなりません。
聞き取れるかどうかも重要ですが、集中力をどこまで維持できるかが듣기攻略のポイントです。
そしてもう1つ。
読解力を磨きましょう。
何故なら聞き取った内容に対し、正しい選択肢を選ぶのが듣기の解答方法だからです。
選択肢の内容を素早く理解できるように訓練しておきましょう。
中級へと上がるために意識したこと
1.初級文法・単語の強化
初級レベルの聞き取りと読解はできることが大前提です。
余計な失点を防ぐためにも、もう1度復習してください。
2.普段から韓国のニュースを見る・読む
試験にとても役立ちます。
私の勉強時間は毎日1時間程度でしたが、TOPIK4級を無事取得できたのは、この勉強法を継続したからだと思っています。
ユーチューブやニュース配信アプリを活用し、1日1記事でも良いので、見聞きするようにしてください。
ニュース特有の表現を学べますし、語彙力の強化にも繋がります。
3.韓国の社会問題や流行に対し、理解を深める
試験問題は時事ネタが多いです。
このためにもニュースをよく見るようにしてください。
加えて、意外と役立つのが韓国の旅行情報です。
最新の韓国カルチャーを知れますし、何より楽しい(笑)
勉強に疲れたらインスタグラムやブログを開いて、旅行気分を味わってください。
休憩もできて勉強にもなるなら一石二鳥ですね。
中級を攻略して、韓国語をもっと楽しく!
初級から中級への勉強は大変ですが、その分できることも増えます。
(ドラマが字幕無しで見られる、推しの生配信に参戦できる、など)
日常に韓国語を取り入れつつ、毎日継続して勉強することが大切です。
ここで諦めず、ぜひ頑張ってみてください!
私も次は6級目指して頑張ります(*^^*)