2回目にしてちょっとだけ重たいネタでございます。長いし

noteはじめて2日目です。
今日一日が始まり過ごしている中で、常に頭の隅では今日はnoteに何をどんなふうに書こうか模索していて、今までなら たとえ気づいても振り向かず通り過ぎるような些細なことにも思いをとどめている私がいた。
いつからなのか 心に余裕がなく、新しい刺激となるものを見ないように聞かないようにしてきたから、良い傾向だ。
よきよき。がんばらずに続けよう。

心身の不調から逃れられなくなってから、かかる病院や飲む薬が増えた。
体力自慢だったので若いころからそういものにあまりお世話になってこなかったのだけれど、ここのところは自分の体調にお金をかけるようになってしまった。年月の経過を感じずにいられない。。。

今日はその自分への投資?のひとつ、カウンセリングを受けてきました。
カウンセリングって海外ではわりと気軽に行く人が多いようで、確かに映画のワンシーンでカウンセラーと話している場面をしばしば見るけれど、国民性なのか、日本では受け口もあまり多くないそうです。でも、きっと気軽に受けられるならそういう力を借りたい人はこの国にもたっくさんいるはず…
私も若いころ心療内科の診察として受けたカウンセリングの経験しかなく、その後は悩んでもがいて死にたくなっても自分の中で何とか処理してきた。
自分を変えたくて、カウンセリングを受けてみたい気持ちはずっとあった。どんなに話しやすい家族や友人に相談するよりも、まったくのはじめましてのプロの方に聞いてもらい助言してもらう方が、聞き手の様々な背景やあとくされも気にせずにいられるかなと思っていた。そもそも自分のことを話すのがとても苦手だし・・・

はじめましてお会いした先生は、とてもふんわりとしたかわいらしいオーラをまとった女性でした。
先生は、さすがプロでした。さっそくの緊張と何から話せばよいかわからなくなってしまった私の挙動もふんわりと見守ってくれ、私のまとまりのない話が一区切りついたところで適切に相槌を入れ、質問をしてくださり、
とりとめのない話もおそらくほとんど一度で感じ取ってくれ、(「聞く」では解釈できないような、日本語の文法もおざなりな話し方だったはず)1時間ちょっとの間におんなじくだりの話を聞き返されることは一度もなかった。聞き取りのプロの方だ…!
仕事のこと、家族のこと、その他私生活のこと。先生に一通り今感じていることをお話しした。記憶力と集中力の低下・心身のかい離感・突発的な焦燥感と無感情・極度のコミュ障・生きづらい。発達障害かグレーゾーンか。この体調不良が単なるホルモンバランスの崩れだけではないことは、自分でも薄々感じていた。いったいどこに自分で自分を抑圧している原因が潜んでいるのか。
けれどそこまでわかっていても、目の前の現実の「裏の意思」を信じたいがゆえに、そうと思い込ませるように自分を仕向け、蓋をして、漬物のように寝かす。そうすることで、一時的な辛さや悲しみや怒りなどからは離れられる。けれどそれが蓄積すると、漬物樽の中身も発酵しすぎて食べられるものではなくなってきていた。

自分の思っていることを吐き出せるままに吐き出し、今後のカウンセリング療法の進め方の提案を受けて今日は終わった。
他にもっと大変な思いをされている方たちに比べたら、私の悩みなんて些細なものだから、今日こちらに来ることを直前まで迷っていました。と言ったら、悩んでいることに大小はありませんよ、と先生がおっしゃってくれた。
保険がきく病院とは違うので、お財布事情がついて回るのがつらいところだけれど… 自分を放棄することができない(世の中が許してくれないものね)のであれば、何とか自分も周囲も耐えうる程度の人間であれるように、先生の力をお借りしたいと思えた。

カウンセリングルームを出たら、行きたかったラーメン屋で夕飯を済ませた。
雨も冷たく降っていたので、温かくてだしの効いた濃厚ラーメンをふうふうすする口で席についた。
でも出てきたのが、つけ麵だった。・・・あれ??
とっさに「あの、つけ麺じゃなくて普通のラーメンを頼んで・・・」
店員さんもハッとして、握っていたチケットを見返した。そこには確かに「つけ麺」とあった。そ ん な は ず は・・・!確かに私は券売機の一番左上のボタンを押した。定番メニューは大体左上にある。
と思ったけれど、 ああでも、私がここでこれを拒否したら、このつけ麺は廃棄なのだろうか。店員さんがあとで裏で食べるのだろうか。どちらにしても居たたまれない。
それに、確かに左上を押した気がするけど、100%確実かといわれるとそんな自信もない。私けっこうやらかすから。。。ここでも自己肯定感の低さ。
そんな思いたちが一瞬のうちに駆け巡って、結局 笑顔でつけ麺のお盆を受け取った。おいしかったけど、熱々をふうふうしながら食べられなかった物足りなさがあった。
完食してごちそうさまでしたと店を出るとき、券売機をチラッと横目で見たら。――ああ。やっぱり私がやらかしてた。食べたかった定番ラーメンは写真が載って確かに左上にあるのだが、私はおそらくそれをボタンとして認識せず、そのまた下にある文字だけのボタンを押したようだ。「つけ麺」と書いてあるにもかかわらず。店員さんも券売機も間違っていませんでした。(機械トラブルかともちょっと疑った。笑)ごめんなさい・・・

先生!私のこういうところなんですー!!

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