第10回広島グローバルピースを終えて
毎年、夏至と冬至に一番近い日曜日、広島から平和への願いを込めて「広島グローバルピースコヒーランス」が開催される。
このイベントの始まりは、2018年広島で平和のイベントのためにきくちゆみさん、森田玄さん夫妻がハワイから来日し、当時広島に在住していた野澤綾子さんが直前でそのイベントがキャンセルになったことから始まったと聞いている。
そこで、途方に暮れた3人がハート/脳洞察をして見えたヴィジョンが同じだったことから広島からコヒーランスを世界中とつながって行うことにつながった。
その後、くみくみ(川口久美子さん)の洞察から毎朝同じ時刻にコヒーランスをズームでつながって行うことになり5年たった今も毎朝休むことなく続いている。
今回、広島グローバルピースコヒーランスが10回目という節目を迎えた。
私もスタッフとして2020年の冬から広島の会場に参加させていただいている。
前回の6月の際、直前に体調不良から広島に行くことができなくなってしまった。どうにもこいうにも体が動かないのだ。
当日自宅からzoomでつながって会場の外から参加することで見えたこと、感じたことも大きなリソースとなった。
だけど、それよりも
「もう、私は広島へ行く必要は無くなったのだろう・・・」
という、役目が終わったような寂しさも味わっていた。
そんなそんな時、無数の声がエネルギーとして伝わってきた。
「待ってるよ」
「なんで来ないの」
「またきてね」
そんな、あらゆる声がシャワーのように降り注いできた。
小さな子供のような声だった。
まだ、呼んでくれるんだ。
そんな安心感を感じて、1年ぶりの広島へ向かった。
12月18日当日の朝、雪が舞っていた。
とても幻想的な景色だった。
今回の会場は、広島の現地スタッフメンバーが以前から「ここで開催したい」と願っていた場所、レストハウスでの開催が叶った。
コロナ禍で、2020年にリニューアルオープンしたにも関わらず、県からの要請でさまざまな規制がかかりレストハウスを利用することができなかった。
今回、10回目にふさわしく、レストハウスでの開催となった。
平和記念公園の中心にある、元々は呉服店だった被曝建物で爆心地から二番目に近い現存する被曝建物。そこからの開催できることの意味を感じていた。
今回の広島で私が受け取ったもの
それは・・・
愛の光を放て
だった。
その言葉の意味を、それを行動に移していくことは途方もなく難しい。
ただ、私が感じたのは、
ありのままの自分でいること。
自分自身を大切にすること。
自分の周りにいる大切な人を大切にすること。
ハートに正直であること。
誰もが言う、基本的なこと。
それが最も難しくて大切なことなんじゃないかな?
そんなふうに受け取っている。
今、生きていること。それは、何か大切な意味があって、役割がある。
決して大きなことである必要はない。
私は、長い間、鬱で自分の存在を消してしまいたい。私なんて必要のない存在だと思い続けて、自分自身の心も体も傷つけてきた。
そんな私が、生きていること。笑顔でいることだけでもきっと意味があるのだろう・・・
毎回、沢山のメッセージを受け取って広島を後にする。
そしてまた次回会えることを約束して・・・
次回は2023年6月18日(日)平和記念公園内レストハウスからの開催が決定しました。