ありのままを生きること〜ルチアのラスール物語〜
第5話 「これは、私のための講座に違いない」
自分の心の奥に眠る
「生きたい!」
という力強いメッセージに息を吹き返した私は、新しい医師と出会い、薬が徐々に減っていった。それと同時に、少しづつ重だるい体が軽くなっていくのを感じていた。
さまざまなセラピーや鍼灸治療をその新しいクリニックで受けることで減薬からの離脱症状もほとんどなく手応えを感じていた。
それから4ヶ月、私にとって大きな天気となる出来事が起こった。
くみくみ(川口久美子さん)が新しい長期講座を開催するというのだ。
公式ラインの読者だった私は、毎日のように送られてくるメッセージやブログを布団の中から読むのがとても楽しみだった。なんだか、友達と会話を楽しんでいるような気楽さと、「スタンプを押してね!」とのメッセージにつながりや親しみを感じていた。
毎日の公式LINEから、長期講座のお知らせと説明会の案内を見て私は思わず
「これは、私のために作られた講座だ!そうに違いない。」
と勝手に思い込んでしまった。
「こんな人におすすめです」の項目全てに当てはまった。
これは受講するしかない。
だけど・・・
体調は、以前よりは良くなってきてはいるものの、果たして長期講座に耐えられる体力と気力はあるのだろうか?費用はどうやって支払うのか?
現実的なことを考えたら、到底無理に決まっている。できるはずがない。
そう考えるのが普通だろう。自分でもそういう考えが私にストップをかける。
だけど、今このチャンスを逃したら後がないこともわかっていた。
このことについて何回もコネプラを実践した。
デイリーワークブックをその頃日課としていた。
6回もこのことでワークしたことがノートに残っている。
洞察のところに「くみくみの笑顔・感謝」と書いてあった。
そして、私はこの長期講座を受講するために仕事をすることにした。
当時の状態では、無謀なチャレンジだった。まず、雇ってもらえるのか?
続けることができるのか?仕事と長期講座を両立できるのか?
さまざまな葛藤もコネプラを実践することで解決していった。
そして、受講することを決断した。
そんな私を、快く受け入れてくれた。
その時は、もう不安や緊張よりもワクワクする気持ちを抑えることができなくなっていた。全身が震えるような感覚を今もはっきりと思い出すことができる。
生まれ変わる、大きな1歩だった。
根拠のない自信と確信がなぜか沸き起こって背中を押してくれた。
こうして、私は人生をやり直す旅をスタートさせた。
次回へ続く