no.7 ②回目のネットワークビジネスで成功?そのキモとは?
ネットワークビジネスに登録する事は即答でOKしたものの、本当にお金がかからないのか?疑心暗鬼だった私。
不安で再度確認をすると・・・
『お金は私が出すから大丈夫』
『タダでサプリ飲ませてあげるから』とAさん。
《っえ?サプリなんて別に要らないけど?》
そぅ言いたいところだったが、とにかくお店によく来てくれるお客様でもあったので心の中に閉じ込め、もう一生関わらないと思っていたネットワークビジネスに登録。
これが後の私の第2のネットワークビジネス人生のスタートとなった。
最初は商品が届いても置きっぱなし。
謎に上から飲ませてあげると言われたサプリを開封する事もなかった。
そんな私へ来店の度に
『飲んだ?』と聞いて来るAさん
『それがまだなんですー』笑って誤魔化すように答える私
いいかげん申し訳なくなって来て開封。
飲んでみると美味しい!
なんだこんなジュースみたいならもっと早く飲めば良かった!くらいに思った自分が笑えた。
毎日飲むようになったら何となく調子がいい。
それまでサプリメントというものに全く興味がなかったが、この時50歳手前の私。
何か身体にいいものが必要な年齢なのかなと感じ、『協力してあげてる』が『タダで飲めてラッキー』へと変わった😅
しかし数ヶ月経つと届かなくなった。
いつの間にか気に入って毎日飲んでた私は、図々しくAさんに聞いてみた。
『もう届かないんですか?』
『届かないわょー、続けたかったらもう自分で払って』と笑い飛ばされた。
恐る恐る初めて金額を聞いてみてビックリ!!
『きゅ、きゅ、9000えん?』
《むり無理ムリ!絶対に無理っ!》←心の声
当時の私は収入0状態。どこか悪いところがあるわけでもないのに出せない・・・、いや出したくない。この時も即答の私が居た。
それからまた数ヶ月後にAさんがオバさま4名で来店。
その《お金持ってそうオーラ》にバイトたちがざわついた。
『なんですか?あの金持ちオーラ全開のオバ様たちは?』と言って来たのをよく覚えている。
特にその中の1人の女性はひときわオーラを放っていた。後に知るが最高タイトルの女性だった。
その方がトイレに席を立った際に私に声をかけて来た。
『お店をやってると大変でしょう。◯◯社やればいいのに』
その会社は16万まで行けばそこからボーナスは一生下がらないとも続けた。
《っえ?16万?一生下がらない?》←心の声
その言葉がやけに頭に残った。思い出したのは花咲会の120万w
かなりダウングレードしてはいたが、16万がまたも脳内で鬼リピしたのだった。
数日後にAさんがまた来店。
『化粧品もあるのょー』と今度は美容液を差し出して来た。
付けてみたら、なんかいい!
まぁまぁ育ちがいい私は常に素直なのである。
そんな私の表情を見逃さなかったAさん
『オールインワンで1万円て高くないでしょ』
『仕事してる人も、ただ使うだけの人もみんなが同じ価格で自分の分だけを買うのょ』
『今使ってる化粧品をブランドチェンジするだけで、オマケにビジネスが付いてるのょ』と畳み掛けて来た。
『とりあえずコレ使ってみます』思わずそぅ答えていた。
何故なら、あのお金持ちオーラ全開マダムに言われた《16万》が頭から離れていなかった。16万、16万、16万・・・
やっぱり素直な私。
それでも、30万とか50万と言われていたら、お店をやりながらそれは無理だろうとブランドチェンジすらしなかったであろう。
一生下がらないと言われた《16万》がリピートしていたからこそ、手が届かない金額には思えず、5年10年かかったとしても16万なら行けるんじゃないか・・・
保険は全て解約しブランド品も全て手放し、もうお金に変えられるものが何も残っていなかった私は、何もしないより出来る事を少しずつやってみようと思って、人生2度目のネットワークビジネスの入口に立っていたのだった。
『Aさんは今いくらもらってるんですか?』
私の問いに
『まだ12万くらい』と答えたAさん。
今考えると大した金額ではないが、この時の私には《一生下がらない16万までもう少しの12万》であり、とても羨ましく価値のある12万だった。
Aさんが、雨の日も雪の日も台風であろうと入院しているお母さまに会いに行ってたのを私は知っていた。
そんな中で1年ちょっとで12万。16万がもう見えている。
失礼な話しかもしれないが《この人が出来るなら私だってお店やりながら出来るはず》そぅ思ったのだった。
この時の私は知る由もなかった【根拠のない自信が大事】
ネットワークビジネスの人はよく言うが、普通は根拠のない自信こそ時に危険だったりもするものなのに・・・
『どういうふうにやればいいですか?』また質問した私。
『毎日最低1人とは会うようにしている』Aさんが教えてくれた。
後になって考えると、お店をやりながら毎日アポを入れるなんて超絶難しい事なのに、この時は簡単に思えてしまったのだから不思議でならない。
やっぱり私は、まぁまぁ育ちがいい素直ちゃん。
お店に入る前か営業後に誰かしらと会う日々。
アポが取れない日もあったが、そんな時は翌日2人を意識して活動を始めてからある日、焼肉を食べに来てくれた友人が私に言って来た。
『なんか前より肌がキレイになってない?』
獲物を狙うハンターのような目をしていただろうw
化粧品を変えた事を話すと、自分も使ってみたいと言ってくれた。
《っえ?マジ?こんなんでいいの?これで仕事になっちゃうの?》心の中で呟いた私。
昔は必死にアポ取りして、必死に動員してダイヤルQ2まで使ったのに。←古過ぎっw
簡単じゃん!そぅ思った私がそこには居た。
それからの私は友人が来ると片手に料理、片手に美容液。
今考えるとアウトーーっ!
やってはいけない土足で押売りのような間違ったやり方をやらかしまくっていたと、振り返ると反省するばかりである。
お店は相変わらず赤字で、バイトも最低限しか使えない。殆どの時間をお店に費やしてもお金が手元に残らない状態の焼肉屋の私。
給料0を更新し続ける中、◯◯◯◯社からは7ヶ月目にはあの《16万》がもらえるようになり、本当に助かったし本当に有難かった。
振り返ると・・・
16万取るにはどうしたらいいか?聞いて実行したのも、ホステス時代同様で《大好きなファニーに会いたい!行く!その為に何て言って学校をサボろうか》の追っかけマインドが根底にあった事と、ネットワークビジネスでは必要な《根拠のない自信》で《決めた事をコツコツ》が良かったのだと思う。
そぅ、ネットワークビジネスの世界は一般社会と比べると異質な部分が多々ある。
ネットワークビジネスの階段を昇りながら、一般社会からズレて行ったのかもしれない。
次はそんなネットワークビジネスの光と闇について続いて書いてみようと思う。
②幼少期の私
③就職は📻️FM局
④ネットワークビジネスで💰️月収100万ゲット!からの奈落の底
⑤ネットワークビジネスでド貧乏、そこからの再起
⑥水商売を上がり焼肉屋をスタート
⑧ネットワークビジネスの光と影
⑨これからの副業