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7 days 7 book covers challenge④ ダレン・シャン

こんばんは。一週間お疲れさまでした。
少しバタバタしていたのでなかなか更新できませんでした💦
見てくださっている方すみません。

今日はタイトルと同名の作家が書いた全12巻のダレン・シャンを紹介します。

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異能バトルがかっこいい

ハリーポッターやアメコミが好きな方には特にお勧めです。個性豊かな能力を持ったキャラクターたちが戦います。バンパイア陣営(主人公であり半バンパイアのダレン・シャンも属する主役陣営)とバンパニーズ陣営(バンパイアと主義を異にする敵対陣営)がそれぞれの運命のために戦うのがストーリーのざっくりとした本線です。

バンパイアといっても超人的なものではなく、普通に死にます。人間味が大変豊かです。さらに、彼らの生活や戦いにシルク・ド・フリークのメンバーたち(色々な性質を持った人たち)が自分たちの能力を活かして絡んでいくことで、人間関係や戦いのシーンがより豊かなものとなっています

ダレン・シャンはもともと普通の少年が、あるきっかけでバンパイアとなり、バンパイア世界のいざこざに巻き込まれていく話です。しかし、次第にミスター・タイニーという運命を規定することができる人物によるシナリオの一登場人物に過ぎなかったかもしれないことが分かってきます。

彼は後半の巻で過去を旅し自分の運命を変えにいきますが、世界にはミスター・タイニーよりも上位に運命を規定する存在がいるために、結局は他の誰かが代わりに「ダレン・シャン」の役割を果たすため人生を狂わされることとなります。そこで、自身の日記をもとに物語を書くことで、文学嫌いのミスター・タイニーの盲点を突く形でその目論見を世間に公表し、戦いの当事者であるバンパイアやバンパニーズに注意を促そうとしたのです。それこそが、全12巻の「ダレン・シャン」という作品なのです。

ハーキャットがかわいい

主要登場キャラの一人であるハーキャットがとにかく可愛いです。左足を引きずっているため、通称「レフティ」。リトル・ピープルと呼ばれる青いローブを着た、雑食の小人族の一人です。継ぎの当たった顔で、緑色の瞳を持ち、耳は皮膚の下に埋まっています。リトル・ピープルは会話ができず、知能を持たないと考えられていましたが、ハーキャットは珍しく話すことができ、怪力を活かして物語で大きく活躍します

可愛いといっても小説ですので想像です。漫画版があったり、インターネット上にイラストが上がっていたりしますが、個人的にそれらはあんまり可愛くないです…。小説にダレン・シャン通信というのが付属し、ファンアートが色々載っているのですが、その中に自分の想像に近いハーキャットがいました。


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