見出し画像

アイデアは日常の中に

こんにちは!webデザイナーのらすくです。

X100フォロワーさんありがとう


今回は、「アイデアは日常の中に」というテーマでお話させていただきたいと思います。


アイデアを生み出す力(発想力)は、物作りをする人にとってとても大切な力の1つだと思っています。

アイデアを生み出す力(発想力)

アイデアを生み出す力をもっとつけたい。
これは私自身も長年の課題です。


アイデアが豊富な人、人が思いつかないような表現が出来るって人って何しているんだろう?

アイデアが多い人は頭の中にたくさんの引き出しがあって、そこから表現したいものにマッチするものを組み合わせてアウトプットし、理想のカタチにできる人だと思っています。


じゃあ、アイデアが豊富になるにはどうしたらいいのかな?

インプットを沢山増やそう。
私自身のことですが、インプットが少ないとなんとなくアウトプットがワンパターンになってしまいます。


でも、インプットを増やすにはどうしたらいいのかな?
特別なことをしなくても大丈夫。日々の生活を送る中で見たもの感じたものから気づきを得るだけでもインプットはできると思います。

その小さな積み重ねがアイデアの引き出しをいっぱいにしてくれると思っています。


インプットを増やす:わたしの場合

日々の生活にあるものから気づきを得る

映画を見たり本を読んだり、美術館に行ったりして気づきを得ることもすごくいいことだと思います。
でも、先ほどお話ししたように日常の中にもアイデアのヒントはたくさんあります。


仕事中や料理の最中、通勤中に目に入る風景など、日常生活を送っているときにふと目に留まるものがあったら、かっこいいなぁ!おしゃれだな!真似したいな!何かに似ているな!など、その時湧き上がった感情とともに記憶に残します。写真を撮っておいたりメモに残したりしておくのもいいね。

思ったこと、感じたことのさらにその先を想像する

その目に留まったことについて、連想したり空想を膨らませたりして、さらにそれを取り巻く背景、過去や未来、間接的なものにも広げて想像します。


アイデアは日常の中にたくさんある

私のwebデザイナー黎明期時代の話を例に挙げます。
私が始めて使用したPhotoshopは、 バージョンが4.0か 5.0でした。(記憶が曖昧ですみません)
※Adobe Photoshopは、写真や画像の加工・色の調整、複数画像の合成、テキストの追加や装飾などが自在に行えるツールです。

この眼、懐かしいです


Photoshop4.0(もしくは5.0)は、今のように沢山の機能がなくエフェクトも少なくて、デザイナーは作りたいものを表現するために、自分なりのアイデアでエフェクトっぽく加工したりしていました。
(「KPT」というフィルターもありましたが、お金のなかった私は買えませんでした)


さて。突然ですがここでクイズです!
これは一体なんだと思いますか?

正解は、一度丸めて広げたアルミホイルです。


実は当時、このアルミホイルを文字のエフェクト代わりに使用したことがあります。


以下は当時のやり方を再現して作ったものです。


また、当時は素材はCD-ROMに入って販売されていた時代でして、もちろん素材集などのwebサイトもありませんでした。


ですので、道に落ちている石を撮影してPhotoshopで隕石のように加工したり、ペットボトルの水滴を他の写真に重ねて加工したり、ビー玉などの写真をトリミングしてあしらいに使ったりと、身の回りにあるものを使ってアイデアを捻り出していました。


ペットボトルの水滴とか


アイデアは近くに転がっています。そして「無いものは自分で作ってみる」といいと思います。


無いところから生み出す力が鍛えられます。


画像生成AIもアイデア次第でちょっとした素材に

今は、画像生成AIを使えばなんでも描いてくれますので、もう「隕石に似た石」なんて拾って写真を撮る必要は無いですね(笑)


でも、もし画像生成AIで作成した画像を他の人とは違う使い方で作品を作りたいなと思ったら、そのまま使わずにいろんなアイデアを加えたらいいと思います。

例えば、画像生成AIで作成した画像を極端に拡大したり縮小したりして一部をデザインとして取り入れてみるのも面白いかもしれません。

以下はchatGPTを例に説明します。(ミッドジャーニーは精度の高い画像を生成できるので)


ChatGPTに半導体を上から見た写真を出してもらいます。


かなり拡大


ちょっと加工。この上に文字を載せてデザイン。
ChatGPTにキラキラひかる水面を出してもらいます


これも超拡大してみました
「天の川」として使う場合、他の人が「天の川を出して」とchatGPTに指示して作った画像とは一味違うものになるはずです。


いかがでしたでしょうか?アイデアは、日々の生活で鍛えられていくものです。また無から何かを生み出す力をつけられるようになると、きっとあなたの武器になると思います。