こばひろ

香川県でエクステリアや造園など、お庭に関わる仕事をしています。 『庭で何をしたいか』から考える家づくり・暮らしを提案していきたい思いを綴ります。

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最近の記事

アプローチを考える(四国化成 エクランEX)

タイルのように見えて、タイルではないアプローチ 『車が安心して通れて、滑らなくて、デザイン性のある素材がいい』という難題に取り組んだのは数年前。 四国化成のエクランEXという、塗り厚が1mmの製品でクリアできた。 しかし! 高温期は塗りながら硬化してくるので、施工がホントに大変。 いくつもの経験で、ようやく慣れた。 これも同じエクランEXによるもの。 『真ん中を赤くしたグラデーションにして欲しい』という難題… 一発勝負の施工なので、ドキドキもの。 模様は

    • 植栽のチカラ

      植栽のBefore&After 外構工事が始まり植栽まで完了すると、家が呼吸を始める感覚になる。 そして「この仕事をしてて良かった」と思える瞬間でもある。 今は株立ちと呼ばれる数本立ちの植木が主流になってきて、 風になびく姿が美しく、景観に動きを与える。 コンクリートやブロックやフェンスでは、できないこと。 植物は維持管理の不安から若い世代に敬遠されがちではあるが、 メンテナンスの少ない樹木もあるし、ペットを飼うことよりもずっと楽。 樹種によっては毛虫が来るこ

      • はじめに

        この仕事を始めておよそ15年。 私の妻の祖父の植木屋からスタートしているうちの会社は、高度経済成長期の波に乗り、公共工事を主としていました。 私が入社した頃からの急激な公共工事の減少により、先行きの見えない不安に襲われるこの業界。 「このまま公共工事に頼っていいのか」 まだ造園の仕事も習得しきれていない状況ながらも、少しずつ外構(エクステリア)工事にもチャレンジするようになりました。 そして間もなく、造園工事と外構工事が、似て非なる仕事と気付きます。 造園は感覚・