イーロン・マスクからの若者に対するアドバイスを聞いて

引用

*引用は意訳です。

0:35 「社会で消費している以上のものを生み出しているか?」

お前は社会で消費している以上のものを生み出しているか?リーダーになるには、社会の総和に対して貢献することを目指すべきだ。

0:35~1:00

私はゼロサムゲームで勝ち残ることより、パイを増やすことを考える人を尊敬する。一つのパイを取り合って前に進むには、他の人からパイを奪わなければならない。経済のパイは確実に増え続けているのに、一つのパイを奪い合うのは奇妙なことだ。

5:15

特にヒエラキカルな組織の中にいると、自分が隣の人から奪い合ったり、もしくは隣の人と競り合おうと考えることに熱中してしまう。しかしながら、我々は人類史の時間の流れの中で、資本主義のゲームを遊んでいる存在に過ぎない存在である。日夜、自分が人類史に対して何を貢献出来るのか自問を欠かさず、前に進むのだ。イーロンの言論に現れている進歩主義 - 無から有を生み出すことで人類を前進させる思想は、イーロンと同じく米国のインターネット時代を築き上げたピーター・ティールの著書『ZERO TO ONE』にも著されており、同国の発展を支えた。さて、私たちもかつてプレイステーションやウォークマン、ゲームボーイといった人類の文化の発展をもたらした誇りを持ち、前時代のパイに齧り付くのをやめ、新しいパイを世界に出荷するべきではなかろうか。

2:32 「物事を学ぶには、本を読むべきだ」

出来るだけ多くの本を読み、出来るだけ多くの情報を得られるように努めるべきだ。幅広い知識を得るべきだ。百科事典をパラパラ読むように。

2:28

人生の限られた時間のなかで、自らの体験から全てを学ぶことは不可能である。しかし、先人がその体験やそこから得た学びを、本を通じて得ることが出来る。物理学や化学の書籍は身の回りの現象がなぜ起こるのかを教えてくれるし、それをどう活かせばいいのか教えてくれる。歴史や経済、政治の書籍は、先人が何を考え、どう行動したのか教えてくれる。心理学や小説は、私たちが日々を過ごすヒントを与えてくれる。イーロンのみならず、カーネギー、ナポレオン、松下幸之助といった偉大な先人はみな読書家だった。本を読み、短い時間で多くのものを得たい。

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