生きていく中では時に、
残酷なほど辛く苦しい時がある。
もがいてももがいても前に進めず、
むしろ後退しているのではないかとさえ思える時間。
そんな感覚を抱きながら過ごした経験が、
きっと誰にでもあることだろう。
そしてひょっとしたらあなたにとって、
今がその瞬間かもしれない。
アメリカの文豪ヘミングウェはかつて、
「この世では誰もが苦しみを味わう」と言った。
そしてこの言葉を否定する人は、
きっと誰もいないだろう。
でもその苦しみに負けず、
常に前を向いて生きようと思っても、
うまくいかない時もある。
どんなに頑張ろうと思っても、
もう一歩も前に進む力が残っていない。
そんな時もきっとある。
もしあなたがそう感じているなら、
今はきっと挑戦の時ではない。
苦しさに立ち向かうのではなく、
逆にその苦しさから逃げて、
安全なところでゆっくり休む時だ。
逃げてもいい。
そう知っているだけで人は、
とても救われた気持ちになる。
いつも負けないように頑張っている人ほど、
逃げていい時がある事を忘れがちだ。
どんな時でも逃げないで、
戦い続けることなんてできない。
いつも苦しみに挑み続ける必要なんて、
全くない。
疲れて果てているなら、
苦しくてたまらないなら、
迷うことなくそこから逃げよう。
逃げてもいい。
この当たり前の事実を、
いつも忘れずに生きていこう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?