顧客のほとんどが外国人のリユース市場【ビジネス】
先日、リサイクルショップの出張買取で、引っ越しで処分する予定だったものを査定してもらったところ、想像以上の額(数万円という単位)を受け取ることができた。
しかし、高値のついたものは自分の想像と全然違っていた。
まず、本や漫画、CD、DVDはほとんど値がつかない、あるいは10~20円程度だ。初回限定版、プレミア版、コンプリートボックスなどのコレクション性の高そうなものもいくつかあったが、全くと言っていいほど値がつかなかった。特に海外ドラマのDVDはボックス入りの限定版で、それなりの高値がつくと思ったのだが、せいぜい80円といったレベルだった。
ただし、某世界的な日本人アーティストのDVDだけは2,000円ほど。しかも、そのアーティストのCDも、20年ほど前にブックオフでわずか300円で購入したにも関わらず、400円での買取だった。
また、ブランドの服やバッグなどは、想像通りの値段だった。だいたい定価3~5万円の価格帯のデパートブランドで、たいてい30~50%OFFで購入したものだ。こう言ったものは、デザインよりもブランドと状態でほぼ値段が決まるようで、だいたい300~5,000円くらい。ほとんど使っていないものは5,000円、使い込んだものは300円くらいだった。ハイブランドは持っていないので分からないが、グッチやヴィトンなどは高く売れるようだった。
最後は、思っていたよりも高く売れたものだ。一番驚いたのは定価3万円ほどのプリンタ1を1万円ほどで買い取ってくれたことだ。プリンタと言っても、書類んを印刷するような一般的なものではなく、多少特殊な用途のものである。本当は粗大ゴミに捨てるとお金かかるから、引き取ってもらえればそれでいいくらいに思っていた。その特殊性から、使う人があまりいないだろうと思ったからだ。
しかし、こんなに高い値がつくなんて驚きだ。
他にも、ゴルフ関連グッズは定価5万円くらいのクラブセットが1万円、定価1万円ほどのウエアが2,000円など、思っている以上に高値で買い取ってくれた。また、服でも、漫画でも、何でも、女性モノよりも男性モノの方が高値がつきやすい気がした。
(男性の方が高値を気にしないというしね)
あまりにも自分の想像と実際に査定していただいたお値段に差があるので、リサイクルショップの方に聞いたところ、最近は顧客がほぼ外国人だからだというのだ。つまり、外国人が欲しいものが需要であり、我々日本人の感覚からすると、少しずれているようである。
だからこそ、外国人が購入しそうなものには高い値段をつけられるそうだ。