クソデカ感情拗らせ日記④
「文通から始めてみるわ!」
と、私は宣言し、おもしれーやつに宛てて手紙を書くことにした。
ホームに浮かべれば、もしかしたら見てくれるかもしれない。
早速私はメセボを手に取った。
Lunaからは「ハートは大好きの気持ちだからお返しはいらないよ」といった内容のものとSolからは「ハートをありがとう、今度一緒にキャンマラしませんか」という感じだったと思う。
まあでも、見て貰えなくてもいいや、目に入ればラッキーくらいの気持ちで書いた。
しばらくするとバッチリ通知がきた。
見てもらえたことが嬉しくて、そこから私たちの一方的な文通が始まった。
メセボが自然に消えたら、また新しく書いて浮かべて…
返事は来ないだろうと、なんとなく思っていた。
でも読んでもらった通知があると、ついつい近くのメセボを拾っては、あの人からの手紙がないか探してしまっていた。
そしたら、実録としてお返事がきた。
直接チャットで話せよ!と、ここまで読んだ方は思うかもしれない。
でも、このちょっと時差のある、コミュニケーションのとり方がその時の私たちには心地よかった。
そしてもうひとつ、嬉しいことがあった。
ゲーム内でも、メセボの返事が来ていたのだ!
お返事が来たことが嬉しくて嬉しくて、何度も何度もメセボを読み返した。
消えてしまうのが悲しくて、儚くて
名残惜しさから何度もスクショをとってしまった。
メセボ、見て欲しい人以外にも見えるのがちょっと照れくさかったかな。
これは野良でフレンドになってチャット解放をまだしていないフレさん。
ひたすら私の書いたメセボをしゅぴん!と指さしてくすくす、と悪い笑みを浮かべてきた🤣
まるで、「あなたのメセボみたよ〜🥴💕」と言わんばかりに…笑
私は演奏があまり得意じゃない。
小学生が好むような曲しか弾けないし、あんまりファッションで楽器を持つこともしないタイプだ。
Lunaはなるべく取れる範囲でアイテムを入手したいが、Solは楽器類は特に優先して手に入れなくていいと思っている。
けれど、音楽の日々が始まった時、フレンドが白いギターの魔法を使ってくれた時があった。
Solは白いギターを手にした瞬間おもしれーやつが脳裏を過ぎり、手放せなくなった。
魔法が解けるまで大切そうにギターを抱きしめていたSolがあまりに哀れだったので私はSolにギターを買ってあげた
音楽の日々はとても良かった。
音符の通貨を集めるのは煩わしくもあったが、おもしれーやつのIN率がとても高かったのだ。
あんなに会えない、幻のようなフレで、生きてるかすら分からない時が多かったのに!
私は嬉しくて頻繁に会いに行った。
ある日の早朝、おもしれーやつのIN通知があった。
ちょうど仕事が早出で、目を覚ましていた私はハグだけでもしようと思ってskyにINした。
ホームにいた彼に挨拶とハグをして、さあ、落ちるか…と思ったが
ちょっと、やってみたいことを思いついたので早速行動に移した。
続きます
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