クソデカ感情拗らせ日記⑧
この特別な日を
もっと忘れられない日にしたくて
Auroraのコンサートが終わってから、私はおもしれーやつに会いたくてワープを試みた。
なかなかサーバーに入れなくてギャーギャー騒いだけどなんとか会いに行くことができた。
ここでも相方とサバ取り合戦で大騒ぎしたのは、言うまでもない
相方はこれを後に「Solちゃん裏切り事件」と呼んだ🤣
たくさん写真撮って遊んで…でももう遅い時間だったからそろそろバイバイするか…名残惜しいけど…と思い、バイバイのエモートをすると、おもしれーやつはヤダヤダのエモートをした。
じゃあちょっと別の場所に行きますか、となんやかんやでホームに戻ることに
そこでわたしの悪戯心が疼いてしまった。
「チャット解放を差し出して、受け取られる前にしまったら、どんな反応をするかな…?」
私はおもしれーやつとの、今のこの関係はとても好きだった。
ほんのり遠回しで、ある程度自分の中で補完して、相手の考えていることを想像して…
でもそれ以上に、伝えたい、この人とお話をしたいという気持ちが勝っていた。
でも、おもしれーやつがチャットを受け取るかは別の話だ。
私達は、貴方と会話をしてみたい
そして、貴方の名前を呼びたい
ずっとずっと思っていたことだった
ちょっと差し出したチャット解放を、スっとしまうとおもしれーやつは、まるで抗議するようにぽわぽわと鳴いた
そして私に便乗にして相方もチャット解放をだした。
するとおもしれーやつはすかさずそのチャット解放を受け取った
びっくりした。まさか受け取るなんて!!
自分から仕掛けたのに、私は心の準備が出来ていなかった
そして、一瞬、このまま逃げようかな、と思いログアウトしたが、会話している相方が羨ましすぎてすぐさまINし、私もチャット解放をしたのだった。
そして、ついに種明かし
わたしのサブであるSol、相方のサブであるホタルの事を説明しなければならなかった。
正直1番緊張した。
嫌われないといいな、悲しまなければいいな
というか、既にサブってバレてたりする?
動き不自然な時結構あったよね…
ぜーーんぜん、バレてなかった
中身あると思われていた
おもしれーやつ、もとい、リズさんは、私がどれだけSolを大切にしているかちゃんと理解してくれた。
そして、私のサブの扱い方を1度たりとも否定しなかった。
色々な話をした。今までのこと、私たちのこと、実録のこと…
そして、ずっと言いたかった。
言いたくて言えなくて、ずっとずっと拗らせていた「大好き」の気持ちを、ハートじゃなくて、この日やっと言葉にして言うことができた。
数日後、リズさんは実録を描いてくれた。
リズさんの私たちとの実録はここで一旦と終わりを迎えた。
少し寂しいような、でも嬉しいような
これからは、リズさんの気持ちを必要以上に考えなくていい。
お互いの事は、お互いの言葉で説明ができるから
ちゃんと気持ちを、考えを、言葉で伝えられる、その行為がどれほど尊くて幸せな事か、私は知っている。
ずっと言えなかった「ありがとう」も
ハートに託した「だいすき」の気持ちも
これからはちゃんと、言葉で伝えられる
貴方の名前を呼ぶことも、私たちの名前を呼んで貰うこともできるんだ
「また一緒に遊びましょうね」
私たちはとてもシンプルで有り触れた、でも今まで言うことが出来なかった言葉をリズさんに伝え、眠りについた
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