【ワクワクするビジネス_No10~ゴルフ場経営】
ゴルフに10年ぶりくらいに行って、ゴルフの楽しさを再認識してから、
ゴルフレッスンに通い始めたイトケンです!!
感染症の影響で、懇親会が減少傾向のなかで、
ビジネス交流の場としてゴルフが注目されているそうです。
そんなゴルフ場の経営について、どのような仕組みになっているか
調べてみました。
<売上>
平均で年間6億円の売上といわれていますが、
ゴルフ場の主な収入源5つあります。
• プレー収入
• 年会費収入
• 売店収入
• マスター室収入
• レストラン収入
年会費収入とは、
ゴルフ会員権を所有している会員権メンバーが支払う年会費から得るものです。
マスター室収入とは、キャディーをつける際に支払うキャディーフィーや、
ゴルフカートを借りる際に払うカートフィーなどから得られる収入のことです。
⇒平均6億円と言われていますが、この数値をどれだけ伸ばしていくかが、
ゴルフ場経営の黒字化につながっていきます。
<初期投資費用>
ゴルフ場経営にかかる初期投資は、
ゴルフコースの建設費と、ゴルフコース以外の建設費に分かれます。
ゴルフ場のコースは1ホール作るのにおよそ2億円かかります。
つまり、18ホールあるとしたら、
コースだけで40億円近いコストがかかることになります。
ゴルフコース以外の建設費で、主に初期費用がかさむのは、
クラブハウスの建設費です。
• 売店
• レストラン
• ロッカー・シャワールーム
• レンタルショップ
• 温泉
クラブハウスの内装にこだわりを入れたりすれば、
ゴルフコースとクラブハウスを含めた総建設費は100億円を超す場合もあるそうです。
<維持費>
ゴルフ場経営にかかる維持コストは主に以下の5つです。
• 人件費
• 土地代
• コース管理費
• レストラン運営費用
• 宿泊施設管理費(ある場合)
クラブのホールスタッフから、キャディーさんなど、1つのクラブに対して
約60〜80人の職員・アルバイトがいます。
平均した1人あたりの給与が月15万円だとすると、
人件費だけで年間1億円近い費用がかかります。
また、コース管理費とは、コースの芝生を整備するための肥料や薬剤、整備機械などを
維持するための費用のことを指します。コース管理費は平均して年間7,000万円です。
次に、レストランの運営費用には、レストラン従業員の人件費や、
食材の仕入れにかかる費用などが挙げられます。
またそのほかの維持費として、クラブハウスの清掃や修繕費などの管理費も挙げられます。
<まとめ>
ゴルフ場経営は売上も大きいですが、
コストの規模も非常の大きいので、
一概に儲かるとは言えない事業のようです。
しかし、顧客の満足度引き上げは、そのまま売り上げの向上に繋がるため、
どのゴルフ場でも必死にサービス向上を図っています。
例えば、クラブキャディの育成に力を入れたり、
クラブ内のレストランの料理の質向上を図ったりなどです。
快適なプレーのためのコース整備はもちろんのこと、
サービス面はどんどん良くなっていくと考えられます。
ゴルフ場経営の仕組みを調べることで、
ゴルフ場がどのような工夫をしているのかという点に
着目できるようになりますね。
色々なゴルフ場に行って、ゴルフ場ごとのサービスの違いを
確かめるのも楽しいかもしれません。
まずはゴルフの練習ですけれど。。。。
また、サービス面で満足できるようなゴルフ場であれば、
「売上」が高くなっている
可能性が高いので、そのゴルフ場の会員権を購入するのも
良い投資につながるかもしれませんね!!!