LtG Startup Studio設立のお知らせ
静岡県三島市に、スタートアップ創業を支援するインキュベーション施設
「LtG StartupStudio」を設立する運びとなりました。
GRAND OPENは2021年11月12日(金)となります。
*写真:Saikusa and Partners/株式会社L &B
改めてはじめまして。LtG StartupStudioで創業メンバー:コミュニティマネージャーとして参加している和田亮一です。
僕はもともと福島県の田舎町の出身で、縁もゆかりもないこの土地で素敵な出会いがあり、2021年3月に東京から三島に移住し、自分のクリエイターとしての活動と並行しながら、LtG StartupStudioの立ち上げに関わることができました。
このnoteを通して、僕たちのやろうとしていること、リアルタイムでのプロジェクトをお伝えしていくことで、僕らの活動に少しでも興味を持ってもらうことで新しい出会いに繋がったり、誰かの一歩踏み出す勇気になったら嬉しいなと思います。
LtG スタートアップスタジオは、静岡県三島市から、世界に羽ばたく ビジネスが生まれることを目指しビジネスアイデアを持ったファウンダーや、その事業支援をするクリエイター、資金の出してとなる投資家などが集まる場として設立されました。
スタートアップスタジオとは?
アメリカ・シリコンバレーで普及し始めた起業家を支援する新しい形の事業体で、ここ数年日本でも、スタートアップスタジオ運営に乗り出す企業が増えてまいりました。
もともとこの言葉は、ハリウッドの映画スタジオ(プロダクションスタジオ)から着想を得て作られたと言われています。
次々に世界的ヒットの映画を生み出し続けている映画の聖地ハリウッドでは年間で200本近い映画を作るようです。
ハリウッドには、たくさんの映画制作会社があり、大体の大きな制作会社は『映画スタジオ』という仕組みを使います。
「映画スタジオ」は、そのスタジオ(施設)に、映画を企画するプロデューサー、撮影をする映画監督・シナリオを書く脚本家・技術スタッフの照明・音響など、映画を作る上で必要な役割が全て揃っていて、作品製作のプロジェクトが決まるとそのメンバーから、適任を集めて映画製作がスタートします。
日本はいうと、、、プロデューサー、監督がいつもの知ったチームメンバーを集めることは多々ありますが、その都度スタッフをいろんなところから探してこないといけないため、作りあげるのに非常に時間がかかってしまいます。
ハリウッドでは全ての機能が1箇所に揃っていて、それぞれのスタッフのプロジェクトやスケジュールがわかるようになっているため、新しいプロジェクト案が出たらすぐにチームを結成することができ、映画製作スタートがスムーズになります。
つまり、同時多発的に複数のプロジェクトをスタートすることができる。という状況が生まれます。
そうして早いサイクルで映画をどんどん作り公開されていくことにより、どんな監督でどんなテーマでどんな俳優で映画を撮って、どうマーケティングをしてどう利益を得るのか、そんなナレッジをものすごいスピードで貯めていくことができ、もし一つのプロジェクトが失敗しても、その経験をリアルタイムで別プロジェクトに活かすことが可能になるのです。
LtG StartupStudioは、日本では初となる地方企業の運営するスタートアップスタジオです。
東京(品川駅)から新幹線で約40分という立地、街の至る所から富士山を臨むことができ、富士山の雪解け水が湧水として流れる綺麗な川に囲まれたこの三島は、近年移住者が増えており、それは新型コロナウイルスの影響で、リモートワークが一気に普及し人々の働きかた、生活の仕方が変わり始めた今さらに顕著になりました。
これです。僕はこの水の綺麗さに1発で心奪われ、移住を決めました。
流れ続ける日々の中に、圧倒的な癒しがありました。
圧倒的に人口の多い首都圏では日々たくさんのスタートアップが立ち上がり、そして夢半ばで終わってしまうことがあります。
1年間で約半数のスタートアップは潰れていくそうです。
LtG StartupStudioでは、「首都圏でなくても素晴らしいスタートアップを生み出し、世界へと羽ばたかせること」ということと、「まちに根ざしたビジネスを生み出す」というコンセプトを掲げています。
これは、今まさに、このタイミングだからこそ三島という地で掲げられたコンセプトです。
想像してみてください。
人口10数万人のこの街で、次々に新しいビジネスアイデアが起こり、それがどんどん伸びていって、いつか世界に羽ばたくことを。
想像してみてください。
この地で生まれたアイデアが日本全国の地方で活かされ、活性化することを。
我々も、スタートアップスタジオを運営するスタートアップです。
ここまでに、たくさんの方々、企業のご協力がありました。
このスタートアップスタジオの運営母体である加和太建設株式会社は、これまで建設業を通して、「まちをつくる。」をずっと実践してきました。
そして満を辞しての事業であるLtG Startup Studioを立ち上げます。
・三島市役所
・三島商工会議所
・静岡銀行
・三島信用金庫
・加和太建設
の5社で連携協定(日経新聞記事はコチラ)を結び、支援体制、受け入れ態勢はほぼ整うことができました。
それぞれ、このまちに根ざしている5社が、LtG Startup Studioという一つのハコに集まり、それぞれのリソースを提供しあうことが可能です。
これは地方だからこそできること。三島だからこそできること。
なのかも知れません。
今回、このスタートアップスタジオ事業を立ち上げる発起人となった加和太建設社長 河田亮一さん(*僕と一字違い!)の思いや、これからの展望など、こちらのnoteにすごくわかりやすく書かれています。ご一読ください。
創業者向け見学会「オープンハウス」を11/2より開始致します。
LtG Startup Studioでは、さまざまな形で「創業希望者=LtG Startup Studio入居者」を募ります。
その一つが、「オープンハウス」です。
実際に施設に足を運んでいただき、LtG Startup Studioの事業概要・サポート内容を聞いていただくのがオープンハウスです。
オープンハウス後、LtG Startup Studioの利用を希望される場合は、こちらで用意しますエントリーシートに事業概要の記入、他資料と合わせて事業エントリーをしていただき、審査・面談を行った上で入居となります。
オープンハウスでは広く、起業家はもちろんのこと移住者、Uターン人材、地元企業の若手社員、首都圏企業の地方 における新規事業立ち上げ希望者、学生や主婦など、地域内外から幅広い利用者層の可能性を見込んでいます。
11月12日(金)のグランドオープンに向けて、たくさんの人との出会いをお待ちしております。
クリエイティブなアイデアが生まれるオフィス
伊豆半島きってのパワースポットである三島大社の目の前に、「大社の杜」という地元の方々で賑わうちょっとした長屋のような施設がありました。
そこには飲食店や本屋さん、気持ちのいいテラスでは人々の交流がありました。その大社の杜が惜しまれつつも閉館して数年。
三島の人々の交流の場だった場所は、LtG Startup Studioとしてビジネスの発展の場として生まれ変わります。
もともとの施設を活かして、Saikusa and Partners 株式会社L&Bさんに素敵なオフィスを作り上げていただきました。
クリエイティブなアイデアが生まれ、活発に交流できる仕掛けをたくさん作りました。
オープンハウスでは、施設の案内・利用方法をご説明いたします。
LtG Startup Studioオープンハウス
お申し込みは下記フォームよりお願い致します。
LtG Startup Studio オープンハウス お申込フォーム
今年3月から始まったこのプロジェクトも、いよいよGRAND OPENを迎えます。
たくさんの素晴らしい出会いをお待ちしています。