9月16日~20日の振り返りと注目点 米4年半ぶりの大幅利下げ
1週間の振り返り
この一週間はFOMC、英中銀、日銀の政策金利発表を控えて前半は神経質な動きが目立ちました。
特に注目されたFOMCは、市場では25bpと50bpで利下げ観測が分かれましたが、結果的には50bpの大幅利下げ。4年半ぶりの利下げとなりました。
発表時には大きくドルが売られましたが、パウエル議長が会見で今後の利下げには慎重な姿勢を見せたことによりドルの買い戻しが入り下げ幅を戻し、高値を更新する動きを見せました。
英中銀では予想通りの金利据え置きとなり、ポンド買いに反応。
金曜の日銀も大方の予想通りの据え置きに。ただ、利上げに対して慎重な姿勢を見せたことから円売りに反応しています。
週末前の決済は入ったものの、ドル高円売り優勢の中で相場は終わりましたが、ドル円は上値が重い様子。
各国の政策金利の発表も終えて、次の材料を探す展開になりそうです。
今後の注目点
ドル買い円売りが優勢で今週は終わりましたが、チャート上ではドル安円高のトレンドはまだ崩れてはいない状況です。
このままトレンドを継続するのかそれとも反転するのか。
今後はトレンドの継続サインや反転サイン、また今後の相場の材料など、注意深く見ていく必要がありそうです。
LTC-Tradeの成績
神経質な動きからスタートしましたが、週後半のボラティリティが大きくなった所を上手く捉えて、なかなか良い感じのトレードをしてくれました。
中〜長期足でのトレードになると普段は大人しいType2が活躍してくれるのは嬉しいですね^_^
上下動がなかなか激しい展開ですが、今後は大きなトレンド転換のサインなどが出ないか注意しながらの運用となりそうです。