9月23日〜27日の振り返りと今後の注目点 ドル円は伸び悩む可能性?米雇用統計に注目
1週間の振り返り
23日のユーロ圏PMIが予想を下回ったことからユーロ売りが優勢に。
特にフランス非製造業PMIが予想外の50割れへと低下したことがユーロ売りを誘発。
ユール売りを主導としたドル買い円買いとなりました。
その後ユーロが買い戻されるも、ユーロ圏景気の鈍化が懸念され、ユーロドルが1.12を付ける場面もありましたが上値が重い展開。
1.12のトライは慎重な様子を見せています。
週前半のドル円はレンジ幅は広いものの、方向感が乏しい展開から始まり、25日からは円売りドル買いが優勢となりました。
27日には自民党総裁選の開票が行われ、日銀利上げに消極的な高市候補の優勢が報じられると、大きく円が売られる展開に。
しかし、決選投票では第1回目選挙で2位となった石破候補が逆転で勝利した事で、大幅な円買いに振れ、ドル円は146円台から一気に3円の下落。
現在は142円台まで下落しています。
今後の注目点
10月4日に雇用統計がありますが、今後の利下げはデータ次第としていることから、注目度が増しています。
ただ、ここ最近の米経済指標の弱さが目立っていますので、雇用統計の内容次第では、FRBによる大幅追加利下げの観測が強まりそうです。
日銀も依然として追加利上げは年明けとの見方が強いようです。
ドル円は伸び悩み、ドル売りが優勢になりそうですが、方向的にはもう少し曖昧な上下動を見せそうな予感です。
また、ユーロドルもユーロ圏の景気鈍化から1.12へのトライが慎重になっていて、上昇トレンドから調整の流れが強くなりつつあります。
来週は米雇用統計の週ということもあり、神経質な動きが予想されますので、急激な上下動に注意が必要そうです。
LTC-Tradeの成績
レンジ幅を大きめに上下動していますが、好調に利益を積み重ねています。
中期足でのトレードがメインとなり、利益もいつもよりは多めになりました✨
この調子で年内頑張ってほしいですね。