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インフレ率0%超え目標

 史上最速解散から始まった選挙が終わりを迎え、あとは天命を待つだけ。今回の石和政権である自民は、難航しているようだ。対して自民と対立する立憲民主は、勢力を増している。その立憲民主は「インフレ率0%超え・賃金上昇」の政策を掲げ、年金生活者、および現役で働く人たちの心を捉えたのかもしれない。絶妙なプロパガンダ。

縦軸の賃金上昇率に代えて物価上昇率(インフレ率)を取り、横軸の失業率の関係をグラフにすると同様の右肩下がりの曲線になる。中央銀行が景気動向(失業率)を考慮しながら、金融政策でインフレ率をコントロールする際の判断材料として参考にする

野村証券 フィリップス曲線

 経済学者の高橋洋一氏によるとインフレ目標の最適値は2-4%。高橋氏は安倍政権を支え、インフレ目標2%目標を安倍氏に助言。安倍回顧録にもインフレ目標2%の件は、記載があるとのこと。ブックオフにもたくさん積んであったので、今度行ったときに手に取ってみてみよう。

 ところで石破政権は、戦後の東久邇宮内閣の54日を抜いて、史上最短政権になってしまうのか?それとも、粘りに粘ってこの難局を乗り越えることができるのだろうか?今後の政局は見逃せない。それと市場の動向も気になる。

参考:
日銀レヴュー:フィリップス曲線と日本銀行https://www.boj.or.jp/research/wps_rev/rev_2020/data/rev20j03.pdf

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https://www.nomura.co.jp/terms/japan/hu/A02318.html

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