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オンラインアルバイト開催!withインドネシア教育大学
今回はインドネシア教育大学の学生とオンラインアルバイトを通した共同プロジェクトです!
①インドネシア教育大学と共同プロジェクト開催の経緯
Q:他国や大学がある中、インドネシア教育大学と共同プロジェクトを開催しようと思った経緯は何ですか?
A:国際化促進インターンシップでインドネシア教育大学のハビブさんを受入れた際、「外国人材にとって魅力的な中小企業づくり」というレポートを共に制作したんです。その時は、多文化の理解・宗教の理解等で外国人材の受入れ環境の整備をしようと模索していました。
しかし実際に現地に赴いてみると、学生が抱えている課題を解決することが出来れば海外の若者にとって魅力的な企業になれるのではと考えました!
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②「インターンシップ」と「オンラインアルバイト」の違い
Q:近年日本でも取り組む企業が増えてきた「インターンシップ」と「オンラインアルバイト」との違いは何でしょうか?
A:まずは、海外大学生のインターンシップは基本的に日本へ入国していただくことが必要なんですが、オンラインアルバイトは在留資格申請等がない為、インターンシップより低いハードルで外国人材と一緒に働くことが出来る点です。
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③オンラインアルバイト開催のきっかけ
A:様々な選択肢がある中、オンラインアルバイトを選択肢に挙げたきっかけは何だったのでしょうか?
Q:外国人材雇用をする際には私たち受入れ企業側の環境整備が重要ですが、、、実際は受入れ前から環境整備を行うことは困難なんです。しかし、在留資格申請等の負担が無い環境下で外国人材と共に働く環境を作る事ができれば、受入環境整備が可能になります。
現実は外国人材側としては、日本の金銭的な魅力は低下しています、、、
実際にインドネシアに行くと、ドバイやサウジアラビア等の国々も人材獲得でインドネシアに来ていました。つまり金銭的魅力だけでは日本を選んでもらうことは難しいんです。
実際にハビブさんと一緒に作ったレポートでも「日本側はどのようにすれば魅力的になるか?」という視点で考えた際、学生達の課題解決に関わることが出来れば魅力的になれるのではとの結果でした。 更に、インドネシア教育大学を訪問し学生に向けた講義では「私の会社がある茨城県を知っているか?」という問いには40名中3名だけでした。
日本国内でも外国人材が賃金の高い首都圏へ転職してしまうことが課題になっています。そうなんです。学生の皆さんは茨城県を目指してくるのではなく日本を目指して来るのです。そう考えれば茨城県よりも賃金の高い首都圏への流れは理解できます。だからこそ、オンラインアルバイトを通じて私達の会社や茨城県を目的として来て欲しいと考えました。 第一歩として一緒に働きお互いを知る機会を増やしたいです!
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④オンラインアルバイトの需要
Q:現地に行ってみてオンラインアルバイトの需要はどの程度あると感じましたか?
A:まだ未知数なんです!! 実際現地の学生と関わると優秀な生徒が多いことを実感しました。 しかし経験値としては少ないのではないかと感じ、、、
アルバイト等を通じ経験を積む事が出来れば優秀な人材になる!
これを発信できれば需要は高まる!と考えています。
Q:今回はデザイン系オンラインアルバイトに焦点を絞ったそうですが、、
A:オンラインで依頼しやすい業務だったからです。
またハビブさんは日本語学科の学生でしたが、たまたま友達でデザイン系の学科の学生がおりスムーズにアルバイトが出来ましたよ。
皆様にオンラインで出来る仕事を探してほしいですね。
Q:他に企画しているオンラインアルバイトはありますか。
A:現在はマーケティングなどを想定しています。他には動画編集やSNS管理等の需要が多そうです。
⑤開催してみての結果
Q:オンラインアルバイトの利点、不自由な点は何だと思われますか。
A:外国人材の価値観と手軽に関われる点は非常に良かったです。具体的なデザインだけに焦点を絞ってみても、私達とは違う感性を感じることができました。何よりも楽しかったです。ぜひ皆さんに伝えていきたいですね!!
不自由な点としてはコミュニケーションの難しさでしょうか。通常Web作成のバイトであればデザインやコードを書く人がメンバーですが、今回は通訳・翻訳がメンバーに加わります。文化的な違いもある為、より丁寧な説明が必要でした。
Q:参加した学生の意見は具体的にどのようなものでしたか。
A:日本人としっかり関わった事が無かったので非常に良い経験が出来たと喜んでくれていましたよ。さらに実際に対価をもらった事で働くことの責任も感じてくれたようですね。
Q:開催してみての改善点はありますか?
A:初の試みだったこともありますが、次回はもう少し仕事の幅を広げていく事です。そして興味を持った多くの学生に参加してほしいですね。
ベトナムでも国際化促進インターンシップを3年やっている為、そこでも開催したいです!
Q:まだ開催していない他社に対してお勧め度はどのくらいでしょうか?
A:まだ外国人材雇用を考えていない会社様こそ是非一度体験してほしいです!!様々な価値観に関わることで視野が変わってくると思います。
⑥未来の介護業界へ
Q:今回のオンラインアルバイトを通して今後につながる社会貢献活動はありますか?
A:日本企業の人材不足に対しとても好影響があると考えています。人材不足と言っても数の不足と共に質の不足があります。一般的には外国人材雇用は数を補うための目的で行われる事が多くありましたが、優秀な学生と関わることで質を補うことが可能です。介護業界では長年人材不足に苦しみ中途採用が中心となっていた為、人材育成もOJTでの指導が中心となっていました。しかし優秀な学生を雇用出来るようになると、指導する先輩社員の成長にもつながっていくのではないでしょうか。
今後は現地の課題解決にも貢献できる活動を計画中です!
![インドネシア教育大学](https://assets.st-note.com/img/1734587057-YfA4OHqCRyU8XjkWIcTMrZdL.jpg?width=1200)