【バイク教習日記30】見極めに進めないことにホッとするって???
50歳153㎝の女子が無謀にも大型バイクの免許にチャレンジした記録です。
【3月21・26日 教習45・46時間目】
教習項目11.14.16 急制動、交通状況及び道路環境に応じた運転、高度なバランス走行
補習にならないのが不気味すぎる
本日は2段階目14時間目、2段階の見極めに向けてひたすらコース走行と種目の練習を繰り返す。
ここまで補習なく不気味なぐらい順調に進んでいる。
1段階は補習を繰り返すこと14時間の後にやっとクリアした身としては、2段階に入って補習にならないのが解せない。
補習がないのは結構なことじゃないか!と思えないくらい、身体が補習受講を当たり前としている補習マニアになってしまったのか。
2段階目に入ってコケることは少なくなったけど、相変わらずテンパりまくってスムーズにバイクを運転している感覚はない。
波状路、一本橋、スラロームのタイムも芳しくないし、急制動も制動開始地点までに40キロにする加速が間に合わず失敗することが多い。
短い距離で加速するにはスムーズなギアチェンジは必須。
急制動のコースはS字から出てすぐに右折しながら反対車線に入ったところからスタート。
ヨロヨロと右折しながらS字コースから出て、車体が安定してない状態からシフトチェンジして加速というのはトロい私には難易度が高いのだ。
要するに全然できてる感じがしないのに補習がないのが納得できないのだ。
ビビりすぎて決断できず迷惑をかける
車の運転でも右左折のタイミングは難しい。
向かってくる車のスピードと距離を計算しつつ、歩行者の有無、信号の確認、カーブの角度などいい感じのタイミングで曲がる。
バイクに乗るとテンパる私にはこの「いい感じのタイミング」がつかめず、なかなか右左折ができない。
「行くべきか?行けるか?ムリ…!!」と逡巡していると、気づけば後ろに他の教習車の列ができてしまう。
「ぶつかったらどうしよう…」と怖くて車間距離も妙に長めにとってしまう。
路上に出たときに出たときに事故らないように、失敗を練習したり経験する場であるはずが、その失敗を恐れてしまう。
そして、ビビりすぎて適切な判断ができず教習所内で交通の妨げになっている。という何とも困った状態なのである。
【3月28日 教習47時間目】
教習項目11.14.16 急制動、交通状況及び道路環境に応じた運転、高度なバランス走行
見極めに進めるのか?
本日は2段階16時間目、次の17時間目は2段階の見極めの予定。
本日も黙々とコース走行と種目練習を繰り返す。
ウインカーのタイミングや走行位置などを先生に注意される。
クラッチ操作をしていると指が短くてウインカーに届かないという物理的な問題がありスムーズにウインカーを出せない。
出したつもりが出せてなかったり、消したつもりが消せてなかったりとウインカー操作には何かと苦労する。
せめて車と同じように曲がったあとくらいは自動で消えてくれればいいのに、、、。
各種目のタイムもまだまだ目標には程遠い。ただ、ここまで繰り返し練習をしてきて唯一コケなくなったことは自分でも成長したなと思える。
見極めに進めなくてホッとするって??
16時間目のコース走行を終えて控室に戻る
「次もコース走行と種目の練習をしましょう。見極めに行くにはもう少し種目の安定感やタイムが欲しいですね。」
先生の言葉を聞いて逆にちょっとホッとする。
「見極めに進めず補習になる」のにホッとするのはこれいかに??
出来た感が全くない状態でどんどん過程だけ進んでいることに、違和感や不安を感じていたので、
「そうだよね~。これで見極めはないよね。」
と納得することでホッとしたのだと思う。
決して補習大好き補習マニアではない。
補習ハンコも集めていたわけではないし、教習原簿が2枚目になるほど補習が続くとやっぱり凹むし、なんだかな~と思う
今回はその「なんだかな~」よりも、出来るようになってから進むという納得感が勝ったので「ホッとした」という感想になったのだと思う。
見極めに進むまでに何時間補習を受けることになるのだろうか。
できれば早めにクリアしたい。1段階のことを考えると一筋縄ではいかなさそうだな…。
そんなことを考えながら教習を終えました。