HR Tech Conferenceラスベガス現地リポート - 人事DXの最新トレンドとは?

皆さん、おはようございます、こんにちは、こんばんは！Lraough LLC Founder, CEOのShimotaku(しもたく)です。
今回はLVで開催されたHR Tech Conferenceについて、Podcast初となるゲストを招いて深掘りさせて頂きました。詳しい内容については以下のYoutube（チャンネル登録と良いねも是非お願いします！）からご確認ください。

LraoughではスタートアップやTech企業などの進出支援をHRの観点からお手伝いしています。是非少しでも面白いなと思って頂けた方は、記事のシェアをお願いします！

今回のテーマの概要

• HR Tech Conferenceがラスベガスで開催され、現地の様子を紹介します。

• ゲストであるAKKODiS consultingの伊藤さんが実際に参加されたので、会場の雰囲気やトレンドなどの生の情報を共有していただく。

• HR Tech分野のトレンドとして、AIとスキルの2つが大きなキーワードとなっている。

• スキルベースの採用や組織が注目されているが、日本の文化に合わせた形で取り入れる必要がある。

• Microsoftなど大手IT企業もHRテック分野に参入し、日常のワークフローを通じてスキルを可視化、強化していく動きがある。

• 今後の働き方として、AIが日々の活動をトラッキングし、スキル向上のための提案をしてくる世界が想定される。

Podcastの内容について

先日ラスベガスで開催されたHR Tech Conferenceについて、実際に会場を訪れたゲストの伊藤さんに話を聞いてきました。HRテック分野ではどのようなトレンドが注目されているのでしょうか。

HR Tech Conferenceとは

HR Tech Conferenceは、HRテック関連の展示会やカンファレンスが開催される世界最大級のイベントです。今年で13回目を迎え、約1万人の来場者が訪れました。会場となったラスベガスのホテルには、約500社のスタートアップが最新の製品やサービスを展示しています。キーノートセッションなどのプログラムも同時開催され、参加者は展示を見ながら、HRテック分野の最新トレンドをキャッチアップすることが可能です。

AIとスキル、HRテックの2大トレンド

今年のHR Tech Conferenceで話題となったキーワードを伊藤さんは3つ挙げています。1つ目は「AI」、2つ目は「スキルベース」、3つ目は「Microsoftなどの大手の参加」です。
例えばAI分野では、言語モデルを活用した新しいアルゴリズム「LLM」が注目を集めていますが、同時にデータのバイアスを排除する「エシカルAI」も重要視されているそうです。 HRテックへのAI活用は既に当たり前となりつつあり、差別化ではなくなってきているとのこと。むしろエシカルな側面に目を向けるべき時期に来ているのは自明です。
もう1つの「スキル」ですが、「スキルベースの採用」や「スキルベースの組織」といった言葉がよく聞かれるようです。実際にスキルを可視化し、強化していくことで、効率的な人材活用が可能になるのです。ただし、アメリカ流のスキル第一主義をそのまま持ち込むのではなく、日本の文化に合わせたアプローチが必要だと伊藤さんは指摘しています。

Microsoftも参入、日々のワークフローからスキルを可視化

HRテック市場には、MicrosoftやSAPといった大手IT企業も参入してきています。例えばMicrosoftは、チームワークツール「Teams」を通じて、社員のスキルを可視化するサービスを提供しています。日々のワークフローの中で、自然とスキルが記録されていき、弱点を克服するための学習機会が提案されるそうです。
このように、HRテックは人事担当者だけのものではなく、一般社員にとっても身近な存在になりつつあります。AIが行動を記録し、社員一人ひとりの可能性を引き出す、そんな新しい時代が到来しているのかもしれません。

まとめ

以上、HR Tech Conferenceの様子を通じて、HRテック業界の最新動向をご紹介しました。AIやスキルといったキーワードを軸に、人事DXが加速していくことでしょう。今後の動きに注目が集まっています。

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