デザイナーの仕事の本質を観た 〜常識を超え、新たなスタンダードを創る方法〜
皆さん、おはようございます、こんにちは、こんばんは!LRAOUGH代表のShimotaku(しもたく)です。
今日はNetflixの「The Art of Design(邦題:アート・オブ・デザイン)」がとっても勉強になるらしいという噂を聞きつけ、イアンスパルター氏のデジタルプロダクトデザイナー編を早速観てきたのでまとめてみようと思います。日本の渋谷から始まるこの動画は、地球上の7人に1人が彼のデザインする製品(=Instagram)を使っているというとてつもなく格好良いセリフから始まり、デザインについて学ぶ事が盛りだくさんでした。
LRAOUGHではUIUXデザイナーやその他デザイン関連の採用支援を、アメリカ現地から対応しています。
情報ソース
概要(ネタバレ含みます)
・デザインはどこにでもあり、デザインは全て。
・UIとはデバイスの使用時に接する視覚的な要素。一方で、UXはUIを使用する人の体験を指す。
・デザイナーは、機能を追加する価値があるか?役立つのか?売れるのか?そんなことを考えながらデザインをする。その際、できる限り手順を簡単にすることが重要。
・インスタグラムのデザイナーは「Userに自己表現のツールを与えること」と「興味を持った物事と深い関係を築くこと」を創造することが目的
・プロダクトデザイン、UIUXと言った言葉はまだかなり若い(歴史が浅い)
・ウェブの黎明期は、単なるメディアデザインやグラフィックデザインだけでなく、情報アーキテクチャが扱えるデザイナーが求められ始めた
・イアン・スパルターは、デザインをビジネスや創造性・製品化の過程に組み込んだ人
・まず始めに行ったことは、既存のデザインを見ること(どうすれば越えられるか?このデザインの本質は何か?をかんがえる)
・インスタグラムの新デザインロゴは、発表当初叩かれたが数年後にはユーザー数が10億人を超え、デザインの良さを証明した
・映画のフェードなどのトランジションは、感情変化を表す一種の「表現」として使われている
・開発が大変になる大げさな機能は不要。大事なのは、シンプルにすること。どう動かし、どう繋げるか。を考える。
・インスタは当初”Burbn”という名で、iPhoneの機能にあるカメラ+GPSを中心としたチェックインアプリだった。が、しょぼいカメラで撮った写真を加工して表現するということに特化したことで、爆発的なユーザーを獲得することが出来た。
・初めて日本に来た時は、「ここは何だ」と思った(ディテールと技巧的な部分は、日本の文化ほど重視するものはない)
・キャリアをもたらしたのは才能や努力じゃない。周りにいた人々からのサポートがあったから。
・コメディアンは人を笑わせるのが仕事で、同じ日に何度も同じジョークを試しながら笑いを勝ち取っていく。デザインも限られた人に対して、どう機能を使うかをデータ化し、それを基に創造し改善する。
・今の僕らは情報過多で、これから社会規範(ソーシャルスタンダード)が定義されてくる可能性がある。(何も介在させずに世界を体験する場がなくなって来ている)デバイスやツールに頼らず過ごし本能を使うことで、「創造する余裕」が生まれる。
感想
「観て良かった」の一言です。サマリーしたけれど、実際に映像でこれは観て欲しいなと思える内容でした。デザインに関わる人にも発見があるだろうし、素人である僕にとってはより「プロダクトデザイナーやUIUXデザイナー」の仕事の意味を理解する良い体験となりました。
全ての物がデザインされている。ということは、逆にいうと全ての物にデザインが求められている。ということ。デザインがユーザーの体験と行動を変えることに大きな責任が求められるとは正にこのことだと実感しました。
特に最後の部分「情報過多時代にあえてデバイスやツールをオフにして、自分の力でサバイバルすること」で見えてくる創造性。自分。本質。みたいなものは、今そしてこれからの時代にとてつもない価値を産み出すと思います。
僕もTechやGudgetが好きで、常に何かしらのデバイスやプロダクトに触り続ける日々ですが、たまにはスマホやPCから抜け出してUnpluggedな生活を送りたいものです。(そんな気持ちになった時は、LAに是非来て下さいね!)
お知らせ
LRAOUGHでは海外・グローバルに挑戦したいデザイナーのキャリアサポートを、西海岸のLAから行っています。エンジニアも遠慮なく以下サイトからご相談ください!
以上、SH1MOT4KUでした!また来週お逢いしましょう!しーゆーすーん!
Thank you for your support! I will work and play harder!!