アメリカの新卒採用市場について 2022年は復活の兆し?!
皆さん、おはようございます、こんにちは、こんばんは!
Lraough LLC Founder, CEOのShimotaku(しもたく)です。
本日はタイトル通り「アメリカの新卒採用市場について」こちらの記事を参考に調べてみました。
経済もインフレ気味のアメリカで、新卒大生がどのような就職をしているのか。Lraoughとしても比較的若い人をサポートしている中、より理解を深める為に調査を進めています。
アメリカ新卒の平均給与について
まず驚くべきは新卒の平均給与についてです。こちらの調査では平均$55,000と出ており、主に理系職種が牽引しているもののそれでも日本の約2倍の平均給与ということで、その上昇率が伺えるかと思います。
特にアメリカの理系大生は、先日ツイッターでも呟いた初年度でもミニマム1000万超え(アメリカではその桁数から6 Figuresという)の給与をもらうのがシリコンバレーやTech界隈では当たり前となりつつあり、日本の感覚では想像がつかない所ではあるのですが、こちらでは割と一般的になってきました。
実際にそれくらい貰えないと困る!という生活面での背景もあるのですが、それ以上にNativeのエンジニアニーズが拡大し需給バランスが完全に失われつつあること。そこに勝機を見出して、猫も杓子もエンジニアを目指し実際に就職しているケースも増えていることが伺えます。(パンデミックの去年今年は特に全くの0ベースからエンジニアブートキャンプなどで、これまた日本で想像出来ないようなジョブチェンジを果たしている人もいる)
新卒が採用される時代がやってきた
上記調査によると今年は去年と比較して約26.6%増の会社が新卒を採用する意向にあるという。パンデミックに合わせて、採用控えの姿勢を取っていた去年と違い、今年はアメリカ経済も完全な復調+伸長を見せ、それらが住宅価格や全体的な経済のインフレへと繋がっています。
今までより更に採用競争は激化を見せており、転職が極めて一般的なアメリカではより良い条件を求めて渡り鳥のように移りながらキャリアアップ・年収アップを考えている個人も多くなりました。
意外かも知れませんが、実はスキルや経験のない新卒(New Grads)というのは就職市場においてはかなり苦戦を強いられるのが欧米の就職環境です。新卒一括採用はそういった意味ではとても良い取り組みではあるものの、逆に言うと欧米の大学生は「就職が経済の影響を受けること」や「自分のスキルと経験がリアルに給与に反映すること」をよく知っています。
去年中々良い仕事にありつけなかった人も、今年就職するとまた違った見方で採用される可能性はあり、勿論各業界や各企業でその温度感や熱量は違うものの概ね採用市場は好調ということで、これほど素晴らしいことはありません。正に新卒にとっては「キターーーッ」な1年なのではないでしょうか。
最後に
アメリカに来てからドラスティックに「良いものは良い。悪いものは悪い。」というある意味ドライな選択を迫られるケースが良くあると感じています。
それはこの新卒市場にも同じことが言えて、経済の良し悪しに大きく影響を受けて採用されるか否かも大きく左右されます。2022年はこれが回復傾向に向かい、より経済を押し上げていく要因になると思います。
日本人・日本語が話せる人でも今年のアメリカ就職はチャンスがあるかも知れません。Lraoughでもその様な就職のサポートが出来ればと思います!
お知らせ
Lraoughでは海外・グローバルに挑戦したいエンジニア・デザイナー・アントレプレナーなどのTech人材のキャリアサポートを、西海岸のLAから行っています。
以上、Lraoughのしもたくでした!またお逢いしましょう!しーゆーすーん!
Thank you for your support! I will work and play harder!!