【2024のトレンドはこれだ!】HR Tech Vol.17 SHRMが伝えるHR Tech Trend 2024 GenAIやビッグデータが人事に与える影響について
皆さん、おはようございます、こんにちは、こんばんは!Lraough LLC Founder, CEOのShimotaku(しもたく)です。
今回は、2024年人事部門でもテクノロジーの活用が一層進んでいくことが予想されていますが、人事領域における注目のテクノロジーとして、SHRMが取り上げている5つのトレンドをご紹介します。人事の仕事もAIやVRなどを使いこなせるスキルが今後さらに必要となりそうです。
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今回のテーマの概要
Gen AIは採用や従業員体験の個人化に活用予定である反面、偏見や差別には注意が必要
スキルテクノロジーではスキルの可視化と連続的な更新が重要視されている
HRアナリティクスのデータ分析力が人事担当者にはより一層求められる
デジタルアシスタント(チャットボット)は人事業務の効率化が期待されている
VRは採用選考や研修等への応用が注目されているが、コンテンツ作成コストが課題
Gen AIで実現する「個人化された採用・従業員体験」
2024年の人事現場で最も注目されている技術が、Gen AI(生成AI)でしょう。
採用においては面接ガイドの生成や候補者とのコミュニケーションツールとして期待されています。従業員体験を向上させるEX(Employee Experience)の分野でも、従業員一人ひとりのニーズに合わせたサポートをより適切に提供できるようになると考えられています。
ただし、Gen AIの活用には偏見や差別を防ぐための対策が欠かせません。データやアルゴリズム設計に際して公平性や透明性の確保が大切になってきます。
スキルデータの収集・分析で必要とされる人事のリテラシー
個々の従業員が持つスキルの「可視化」とその定期的な「更新」も、2024年の人事部門における重要課題といえるでしょう。AIや機械学習を使った自動化はもちろん、そこから導き出される示唆を適切に行動に移すことが求められます。
スキルを決定づけるデータの分析力が人事担当者には特に重要視されていくことが予測されています。採用や教育研修の充実に HRテックをどう生かしていけるか、リテラシーの向上がカギを握りそうです。
24時間対応可能なデジタルアシスタント
問い合わせ対応業務を24時間・自動でこなせるデジタルアシスタント(チャットボット)もまた、2024年の人事業務を変革するテックの一つとして期待されています。
人事スタッフの負担を軽減しつつ、従業員にとってもストレスなく相談できるメリットが生まれるうえ、導入コストも比較的低く抑えられます。チャットボットを備えたSaaSは今後さらに一般的になっていくことでしょう。
VRで可能になる「リアルな体験」を通じた研修
VR(バーチャルリアリティ)は、人事領域でも研修や採用プロセスなどでの応用が見込まれています。実際の作業環境が再現されたVR空間で研修を実施することなどは、すでに一部で導入事例も散見されつつあります。
一方で、VRコンテンツの作成には相応のコストがかかるのが現状でもあることから、コンテンツ数や活用範囲の拡大スピードはまだ読み切れない部分が大きいでしょう。
まとめ:人事領域でのテクノロジー活用は始まったばかり
2024年の人事の今を象徴するこうした5つのトレンドは氷山の一角にすぎませんが、人事業務が目まぐるしくテクノロジー化されていく姿が見て取れます。
テックを上手く取り入れながら人事部門のDX化を推進することは、ビジネス要請に的確でタイムリーに対応していくうえでも欠かせません。同時に人事担当者自身が求められるスキルもまたシフトしていきます。
新時代の人事部門でも、テクノロジーを上手くコントロールしながら「人」側に立った運営をしていくことが何より大切です。このバランス感覚が今後の人事領域を動かしていく鍵を握ると言えるのではないでしょうか。
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