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通販LPデザインにも応用できる黄金比・最強構図テクニック【書評】
今日もお疲れ様です!!
通販LPくん(@eclp_design)です!
「通販LPくん」ってなに!?何者?と思った方はこちらの記事からどうぞ。
※🔰未経験、初心者向けの記事となります。
通販LPくんは「構図」を学ぶことでデザインの質が飛躍的に上がりました。
構図とは、ざっくりいうと物事を全体的にとらえた時の見え方・姿・形。
全体の構成・仕上がりを意味します。
先日、次のようなツイートをしたのですが、構図を知らなくても稀に天才的なバランス感覚を持った人もいます。
駆け出し通販LPデザイナーの中でも稀に天才的なセンスを持った人がいる。その人たちの共通点はバランス感覚があることだ。「構図」が得意で圧倒的に上手い。例えばカメラが趣味だったり日頃から物事を観察する視点・習慣が違うと認識している。構図を見直すことでデザインスキルが上がるのは間違いない
— 通販LPくん|伝説のD2Cデザイナー (@eclp_design) January 25, 2023
例えば、
デザイナーでなくても次のような人たちです。
企画資料を作成していた
パワーポイントの資料作りが得意
絵や漫画を描くのが趣味
カメラ撮影が趣味
プラモデルが趣味
他にもありますが、日ごろから訓練されてきた人はバランス感覚が備わっていることが多くあります。
構図はどんなところで使われているの?
「構図」は、絵画・デッサン(絵の描き方)、漫画、広告クリエイティブ、グラフィックデザイン、Webデザイン、写真撮影、など幅広く使われています。
人がもっとも美しいと感じる比率が黄金比
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構図の種類に、有名な「黄金比」があります。
黄金比=人が美しいと感じる比率です。
黄金比の比率は、1:1.618。
例えば、
一般的な名刺の規格サイズ(91×55mm)、キャッシュカード、トランプなどで使われているのも有名です。
その他にも
パルテノン神殿
パリの凱旋門
エジプト・ギザのピラミッド
モナリザの絵
Twitterのロゴ(大小の黄金比率円)
Appleのロゴ
Googleのロゴ
上記のように歴史的な建築物や絵画、ロゴにも使われています。
構図を使うのは難しいイメージがある?
デザインの基礎をまだ知らない、専門的に学んでこなかったデザイン初心者にとっては、なんだか難しそうなイメージがありますよね。
例えば、
デザインの初心者がネットで「構図」調べてみても専門的な解説が多く、構図の解説本を探しても
「ちょっと難しそう」
と感じてしまう。敬遠してしまうこともあるかと思います。
実際に通販LPくんが駆け出しデザイナーの頃も漠然とした苦手意識があり構図の学習は後回しにしていました。
通販LPくんは、通販デザインをはじめてから構図を意識し始めました。
構図を知るとどんなメリットがある?
1番のメリットは、構図を取り入れることで全体をきれいにまとめることができます。デザインの仕上りがとても美しくなります。
逆に構図を知らないと自己流になりバランスの悪い仕上がりなります。
デザインの4原則を学ぶ初心者は多いですが、プラスして構図まで学んでいる人はまだ少ないように感じます。
構図テクニックは通販LPにも応用できる
構図のテクニックは、通販LPのデザインにも応用が可能です。
構図を使って1つの1つのデザインを組み合わせることで設計・構成スキルが上がっていきます。
通販LP以外にも次のようなスキルに役立ちます。
バナーデザイン
什器デザイン
SNS運用・広告の投稿画像
広告用クリエイティブ
同梱物デザイン
動画サムネイル
動画編集
動画クリエイティブ
上記のようにいろんな制作での応用が可能になります。
初心者通販LPデザイナーが学びやすい本
それでは、いざ「構図の基礎」を学ぶにはどんな方法があるのでしょうか?
学ぶ方法はいくつかありますが、1つの方法としてコスパが良いのが書籍です。
2023年1月26日に新刊・販売の
「最強構図 知ってたらデザインうまくなる。」
が初心者におすすめです。
ご存知の方も多いと思いますが「けっきょく、よはく。」「ほんとに、フォント。」など、デザイン本シリーズで定評のあるingectar-e(インジェクターイー)デザイン事務所の最新本です。
シリーズ本の評価・レビューを見て頂けるとその人気の高さを知ることができます。
※Amazonで見ると少しだけ試し読みができます。
実際に読んでみて思ったこと
通販LPくんは「最強構図」の本を発売日に買いました。
実際に読んでみて、新たな気づきが多く、可視化されたデザインテクニック、要点をおさえた解説で内容がスーッと頭に入ってきます。
初心者だけでなくベテランデザイナーでも楽しくサクサク読める良書です。
「最強構図」の本は具体的に何がおすすめなの?
「最強構図 知ってたらデザインうまくなる。」の本は、要点が簡潔に解説されているので、初心者でも読み進めてストレスがありません。
文章の情報量を限りなく抑えている感じなので、読書が苦手な人でも事例を見ながら、楽しみながらサクサク読める本だと思います。
具体的には、次の点で構図を理解しやすいです。
初心者でもわかりやすい解説・最小限の文章量
バナー、ポップ、SNS広告など視覚的な事例がある
4ステップでの解説がわかりやすい
使用フォント、配色、あしらいの解説
情報量が多い場合の解説
各制作事例は、次の4つのステップで解説されています。
ステップ①:ブロッキング(テキスト情報のみのワイヤーフレーム)
▼
ステップ②:レイアウト(素材配置)
▼
ステップ③:デザイン
▼
ステップ④:完成例
の順に解説されているので、構図を使ったデザインの作り方がイメージしやすいです。
紹介されている6つの構図
「最強構図 知ってたらデザインうまくなる。」の本では、次の6種類の構図が事例・使い方と共に紹介されています。
黄金比
三分割
対角線
日の丸
シンメトリー
トライアングル
ほかにも白銀比など構図はありますが、基本の構図を頭にインプットするだけでもデザインの質が向上します。
おすすめの構図の使い方
構図は頭の中でイメージしながら使うこともできますが、慣れるまでは制作中のデザインに取り入れると感覚をつかみやすくなります。
例えば、次の方法が簡単です。
構図の無料素材・カスタムシェイプをデザインの上から配置する
Photoshopやillustratorなどでガイド線を引く
アウトプットしているうちに、自然と構図を意識し頭の中で考えながらイメージできるようになります。
黄金比の構図を使った例
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上記は、通販LPデザインに黄金比の構図を使った例です。
黄金比を参考にしてレイアウトを設定しています。
まとめ
通販LPデザインのスキルを上げるなら「構図」を使ってみるとプロに1歩近づくことができます。
ワンランク上のデザインを目指しましょう。
以上ですが、
最後まで読んでくださりありがとうございました!
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