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idea#1 Lantern Bag
常に携えるもの+光
1.都市インフラによる、電気エネルギーに依存しない、自立型照明の提案
今回の震災により、我々の生活がいかに、電気エネルギーのインフラに依存しすぎているのかを、まざまざと知った。照明のエネルギーだけに限って言えば、太陽光発電や風力発電等が上げられるが、享受出来るエネルギーの安定度で言えば、太陽光発電が有効だと思われる。
2.災害時の照明に求められるもの
今回の震災で「アカリ」の大切さが、改めて言われたが、人々が求めていたのは機能的な明るさのみならず、度重なる余震の中で、安心感の得られる「アカリ」だった様な気がしてならない。その為に、災害で傷ついた人々の心を癒す様な、照明デザインが必要だと考えた。昔の家族が身を寄せ合う、囲炉裏端の様な安心感のある「アカリ」が、ふさわしいのではと思う。
3.常に持ち歩ける、携帯出来る光
今回の震災では誰もが、携帯電話は肌身離さず持って、避難していた。懐中電灯を、携帯電話の様に、鞄に入れて持ち歩かないのは、頻度としてその必要性が無いのと、ファッションスタイルとしての魅力が無いからだろう。災害時以外も使って見たくなる様なデザインを考えた時、普段使いの鞄自体が照明器具として機能を持ったらどうかと考えた。LEDもしくはEL等のテクる様なデザインを考えた時、普段使いの鞄自体が照明器具として機能を持ったらどうかと考えた。LEDもしくはEL等のテクノロジーを使い軽量で、照明の散在を感じさせない、ファッショナブルな光を鞄にまとわせたらどうだろうか?
- May 2011 by Atsushi ITAKURA -