楊姓~アクの強いおじさんとヤンウェンリー
楊(Yang2:ヤン※ンは弱めに)ヨウ
一癖も二癖もある身分の高い美男美女に使われることが多い。主人公やヒロインに使われることは少なく、メインキャラ~モブによく使われる。キャラクター性の優先順位は「一癖も二癖もある」「身分が高い」「美男美女」の順で、アクの強いただ者ではないおじさんキャラが多い傾向にある。
モブとして登場した場合は重要な役割にある場合が多いので、覚えておいた方がいいキャラクターによく使われる。例として、魯迅の故郷の楊おばさんがあげられる。変な話だけれども、どうやら魯迅の時代にはすでに「楊姓はこんな感じ」という固定概念があったようだ。
#中国の創作物の中国姓
銀英のヤンは楊姓っぽくない
いつもだったらこの程度で終わりなのだけれども、表題にある銀河英雄伝説のヤンウェンリーについてもちょっと書いてみようと思う。
まずはこの記事を読んで欲しい
中国でヤン・ウェンリーは中華系、中国人キャラと思われていなかったと判明 管理人不覚の極み
この記事にあるようにヤンは言動や思考、名のせいで、中国系のキャラに思われていなかったようだ。そして、私が書いたこの楊姓についての記事で分かる通り、楊姓らしさもあまりないのだ。
ヤンに癖がないとは言わないけれども、銀英にはもっと楊姓っぽいキャラクターがいる。シェーンコップだ。シェーンコップに中国姓を付けるなら楊姓である。楊姓はああいう男の姓なのだ。
ついでに、ヤンにあっている別の姓にするとしたら、本命は李、他の候補は陳か韓だと思う。